のぶもん台湾さんぽ

台湾のあちこちに出かけたときの旅日記をつらつらと書いています。マイナーな街の紹介が結構多いです。

台湾の小さな街を歩く31〜湖口老街さんぽ2・素敵なカフェや食堂を再訪〜夜の風情もいいです

こんにちは、のぶもんです。

 

何度訪れても、懐かしい気持ちになれる湖口老街。まだまだ日本人にもあまり知られていないのですが、一軒一軒のお店が魅力的。

 

夕方から夜にかけて、もう少しこの老街でゆっくり過ごしたいと思います。


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初めてのスイーツをいただいた後は、コーヒーも飲みたくなりました。以前訪れた店はまだあるかな?

 

ありました!老街の老房子を活かした素朴な店舗。見覚えがありますよ。


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ここは、「得趣堂幸福家咖啡」。カフェ兼雑貨屋さん(多分😅)のちいさなお店です。


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早速コーヒーをいただきます。動画には上げているのですが、この店のコーヒーは、一杯一杯ドリップしてくれます。それなのにたったの50元です。

 

思い出しました!前回もここに来て、コーヒーの安さに感激したんです。

 

店内で飲もうかとも思いましたが、クーラーがないので、騎樓の下で飲むことにしました。


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そしたら、お馴染みさんたちがおしゃべりで盛り上がっていました。

 

僕が日本人だと分かると「日本に行ったことがある」とか「日本に親戚の誰それが住んでいる」といった話がどんどん出てきます。

 

お会いした皆さんは、台北から湖口までちょくちょく遊びに来るとのこと。皆さん、黒塗りの立派な車でお帰りになりました(^_^;)


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皆さんに混ぜてもらってお相伴に預かったのが、なんとちゃんとした日月潭紅茶。これもおいしかったな。


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さらに、ご近所の女性がドラゴンフルーツのすり下ろしジュース(多分)を分けてくれて、なんだかすごいことになっています。


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さらに・・・。老街の福引きイベントがこの日から始まったということで、福引券を1枚分けてもらうことができました!


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数軒先のこれまた渋いお店に出向き、くじを引きます。


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なんか当たりました!どちらも笛のようです。吹くと、たまーに音が出ます。

 

こういうのは、子供だけでなく大人もワクワクするので、あちこちの古い町で実施されるといいですね。


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咖啡包があったので、少しだけ購入。バラで買えるので、いろいろ試すことができます。この日はインドとラオスのコーヒーを買いました。


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「得趣堂幸福家咖啡」

住所:新竹縣湖口鄉湖口老街156號

営業時間:10:30~18:30(土日のみ営業)

 

こちらのお店では、老闆娘が僕のことを覚えていてくれたんです!2年前くらいに一度訪れただけなのに。

 

たしかお子さんが日本のアニメにものすごく詳しくて、今は京都の龍谷大学に留学しているそうです。前回来たときは、留学予定だったと思います。

 

この街では、まだまだ日本人は珍しい存在。興味を持ってくれる人もいるので、少しだけでも中国語を勉強して行くと、とても盛り上がると思います。

 

あ、中国語以外は主に客家語です。(客家人が多い街なので)

 

すっかり長居をしてしまいました。夕飯を食べていこうと思う、と老闆娘に告げると、「一人ならここがいいわよ」とおすすめされたのが「百年歳月」という客家料理の食堂です。


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思い出したのですが、前回もここで食事をしました。その時もおいしかった記憶があるので、今回も楽しみです。


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田舎の客家料理の食堂で困るのは、どれも大皿料理ということ。都会で発達した料理ではないので、大人数で食べるのが基本になっています。だから、一人旅で客家の町に行くと、食事で困ることは多いです。

 

前回は、2品くらいを頑張って食べたのですが、今回は、お店の人が「一人用のメニューがあるよ」と勧めてくれて、それをチャレンジすることにしました。

 

そしたら、このボリュームです!これでたったの150元。日本円で550円くらい。確実に満腹になります。

 

メニューには書いていないのですが、聞いてみると1人前をアレンジしてくれます。あ、念のため値段は確認してくださいね。


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「百年歳月」

住所:新竹縣湖口鄉湖口老街163號

営業時間:9:00~21:00(原則無休)

 

腹も満ちたので、バスの時間までできる限り夜景の写真を撮りましょう。


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こちらは夜の湖口三元宮です。こちらも人は少なく、ゆっくりと廟の雰囲気を味わうことができます。


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実は、密かにおすすめしたいのが、夜の湖口老街さんぽです。この雰囲気、たまりませんね。


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ここは、観光地化された有名老街とは異なり、住人がいる建物が多いです。夜の帳がおり、観光客も途絶え、さあ店じまいをしようというときのほっとした雰囲気が旅人にも伝わってきて、なんとも言えない気持ちになります。


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素朴さが残る湖口老街。そろそろ老街の一日も終わりそうです。

 

僕も、バスが残り少なくなってきたので、そろそろ帰ろうと思います。


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こんなに素敵な老街なのですが、唯一の弱点は、アクセスが悪いこと。台鉄湖口駅からバスが出ているのですが、2時間くらい間隔が開く時間帯もあったりするので、事前にホームページやバスアプリで確認しておく必要があります。

 

実は、中壢からもバスが出ているのですが、本数が少ないため、こちらも事前の確認が必要です。

 

アクセスに注意が必要ですが、それでも皆さんに一度は訪れてほしい老街です。小さな老街ですが、紹介した以外にも良さげなお店が何軒もあるので、ぜひコロナ明けのふらり旅の候補に入れてくださいね。