こんにちは、のぶもんです。
花蓮の街歩きはまだまだ続きます。
今回花蓮で街歩きをしていて驚いたのが、市内中心部に防空壕を発見したことです。
花蓮の防空壕といえば、松園別館の敷地内にあるものが一番有名だと思いますが、市内中心部に、このようなしっかりした作りの防空壕があったということは、それだけ軍事的に狙われやすい土地だったということでしょうか。
内部の展示は、花蓮に根を下ろし、実直に仕事をしている人たちの紹介。なんと、僕が訪れたことがあるカフェ「KOHI宅」のオーナーも登場していました。
防空壕から外に出ると、このような掲示が4枚くらいありました。まるで壁新聞のように、花蓮の様々な歴史トピックを説明しています。
今まで10回以上花蓮に来ていますが、これらは今回初めて知りました。花蓮市の宣伝がうまくないのかもしれませんが、ちょっとした見どころが無限にある花蓮は、本当に飽きないですね。
その近くにあった可愛らしい小屋「市場小學堂」。地区の子どもたちが集まって、放課後等に活動するための施設になっているみたいですね。
なかなか楽しそうです。可愛らしいデザインなら、台湾は相当ハイレベルですよね。
さて、日も暮れてきて、この日最後の目的地に着きました。それが、花蓮で僕が大好きなもう一つのカフェ「哈崙咖啡」です。
場所は、花蓮の東大門夜市から徒歩3分くらいの場所です。
(これが哈崙咖啡のロゴです。すごくカッコいいです!)
実は哈崙咖啡にお邪魔するのは久しぶり。なんと前2回は訪問が叶いませんでした。というのも前々回は、ご一家で台北に出かけるということであえなく入れ違いに。
前回は、身内の方が急病で、臨時休業になっていました。今回は、事前に様子を聞いたうえで満を持してやって来ました。・・・そして、めでたく開いていました(^^♪
かなり古い家屋(老闆娘のおばあちゃんの家だったそうです)を丁寧にリノベして、シンプルながらも落ち着いた店内になっています。
ここでのお楽しみは、哈崙咖啡を飲むこと。「哈崙咖啡」とは、花蓮縣の奥深くにある哈崙山の麓で採れる豆で淹れたコーヒー。生産量が少なく、品切れになってしまう時期も多いそうです。今回は幸運なことに豆がありました!
そして淹れていただいたのがこちら。ホットとアイス、両方を楽しめるのが嬉しいですね。最近のこだわりカフェでは、淹れ方を多様にして、お客さんに様々な味わいを楽しんでもらおうとしています。
そして、お菓子もオマケでおすそ分けしてもらいました。カフェタイムを心行くまで満喫できました。
ママさんが一人で経営するこのカフェ。二人の息子もすくすく成長し、お兄ちゃんはときどきお店のお手伝いもするようです。弟くんは、うーん、盛り上げ役・・かな(^_^;)
ママさんは、Facebookに家族の出来事を上げてくれるので、みんながどんな様子かが分かり楽しいです。新しいカフェを開拓するもの大好きですが、こんなふうに馴染みのカフェを再訪するのもまた楽しいですよね。子供たちの成長も楽しみです。
【店舗情報】
「哈崙咖啡」
住所:花蓮市北濱街23號
営業時間:12:00~20:30(月曜定休)
※個人経営なので、ときどき所用でお休みすることがあります
さあ、夕食を済ませて台鉄の自強號に乗るとしましょう。せっかく夜市の近くにいるので、東大門夜市で原住民料理をいただきます。
有名な屋台は、串焼き屋さんですが、いつも混んでいるので、こちらの屋台に避難。焼肉に竹筒飯、焼肉バーガーからソーセージまでいろいろありますね。
おやつの直後なので、軽く石焼の焼き肉と竹筒飯を頂きます。
お腹も満ち足り、あとは花蓮駅に戻るだけ。このあたりには、ライトアップされた建物もあります。こちらは、日本統治時代の建物をリノベしたレストラン「黒金通」。ちょっと派手な感じもしますが、旧市街の中心地なのでこのくらい明かりがあったほうが元気な感じがします。
こちらの壮大で開放的な建物が花蓮駅の駅舎です。とてもきれいな駅舎ですが、夜の姿もとてもいい感じです。
今回も、花蓮の街の中をひたすら歩き回りました。でも、この街に来ると、じっとしていられないんですよね。また3ヶ月したら、花蓮に戻ってこようと思います。