こんにちは、のぶもんです。
皆さんは、台東県の長濱という町をご存知ですか?花蓮と台東の中間辺りにある町なのですが、実は今月(2024年1月)まで、僕自身、この町を訪れたことがありませんでした。
というのも、とにかく台北から遠いんです。台北から台鐵の特急で花蓮まで2時間強、そこから海岸線沿いにバスに乗って長濱まで約2時間。4時間以上かけないと行けないんです。花蓮ー台東間の台鐵沿線なら、特急一本で行けることもあって、心理的にはそれほど遠くないのですが、東海岸エリアは敷居が高い感じがしていました。
今回、幸運なことに5連休が取れたので、「行くなら今だ!」とばかりに、東海岸行きを決定。初の長濱入りとなった訳です。
花蓮からバスに乗り、約2時間。長濱に着きました!と思ったら、降りたバス停の周辺は民家が非常に少ない・・・。なんと、寝ぼけて手前のバス停で降りてしまったんです。下りた場所は、金剛という小さな集落。長濱の中心からは2km近く離れています。ところが、偶然というのは面白いもので、バス停の目の前には長濱の農會(農協)が運営する「金剛好事館」という施設がありました。
セブンイレブンと地域の特産物やグッズ(なんと、Tシャツもあった!)を販売するお店が併設されていて、車で長濱を訪れる観光客が利用するようです。
地ビールも売っていましたよ。
ここでは、ローゼルのティーバッグやドライローゼルを買ってお土産にしました。
好事館の隣は、「金剛好便當」という看板が。こちらは、台東にしかないお弁当屋さんのチェーンのようです。金剛の名前は、ここの地名からとったのでしょう。金剛は、東海岸では数少ない米どころ。好事館でも、地元ブランドと思われる「金剛米」が売られていて、弁当屋さんの名前にも採用されたようです。
まあ、台湾随一の米どころ、「池上」の名前がつくと、お弁当がおいしいように感じるのと同じなのでしょうね。というわけで、おすすめ弁当90元を食べてみました。おかずもおいしいのですが、何といっても、お米がつやつやでコシがあります。日本のお弁当に近い触感で、とても満足できました。
「金剛好便當」
住所:台東縣長濱鄕58-1號
営業時間:11:00~17:30(無休)
このあと、長濱の市街地に入ります。