こんにちは、のぶもんです。
1月に訪れた台北郊外の汐止の街。知名度が低い割に、かなり面白い街でしたね。そのとき、ここのカフェの老闆娘に言われました。「今度、汐止に来るなら午前中においで。そしたら市場の様子がわかるから」と。
前回訪れたときは、市場が終わっていて、通りがまるで死んだ街のようになっていたのに驚きました。
今回は頑張って午前中に訪れてみましたが、どんな散歩になるでしょうか。
(老街の外れにあるドラマ「通靈少女」の舞台・濟德宮)
【汐止へのアクセス】
基本的には台湾鉄道の区間車が一番便利です。料金は台北から22元。20分くらいで着きます。バス路線もあるのですが、観光客には使いづらい感じがしました。電車の本数は1時間に2~3本です。
汐止市場は、汐止老街とかなりかぶります。市場沿いの部分は歴史建築はありませんが、少し外れると古い建物を見ることができます。
午前10時すぎ。市場に着きました。そしたら、前回とは打って変わって、ずらりと店が並び、新鮮な野菜・果物・魚などを買い求める客でごった返しています。
食べ物の屋台も多数出ています。雑貨・衣料の屋台もあるので、ちょっとした買い物なら、市場で全部済ませられそうです。
お値段も安め。僕もドラゴンフルーツとライチを買ってしまいました。これで併せて100元くらいです。たった360円でフルーツパラダイスに行けますね(^^)
買い物エリアを外れれば、古い建物が時々見られるようになります。(煉瓦造りの建物の軒先でも、野菜か何かを売っていました)
それにしても暑い!!市場の日向の部分を歩くだけでも、滝のような汗が出てきます。ということで、僕にいろいろ教えてくれたカフェで、ゆっくり休むことにしました。
カフェの名前は「喝個咖啡(Hygge Cafe)」。
店内は割と狭いです。10数人しか入らないと思います。
せっかくなので、ハンドドリップコーヒーを注文。160元と少し高めですが、ちゃんとおいしいコーヒーを淹れてくれます。
ところがです。僕も老化が始まったのでしょうか、半分近く飲んだときに手元が狂い、なんと貴重なコーヒーをこぼしてしまいました(ToT)
隣のテープルの3歳児もお水をこぼしていましたが、彼と同レベルってことか(^_^;)
不憫に思ってくれたのでしょうか、老闆娘がアメリカンを1杯おごってくれました。ご迷惑をおかけした上、本当に申し訳ありません。
そのお礼といっては何ですが、小さなスコーンを1つ注文しました。これがめちゃくちゃうまいんです。
こちらのカフェはケーキもおいしそう。いい匂いが漂ってきますね。
日シナモンロールもかなりおいしそう。
お昼時までこの店にいたのですが、この時間帯のお客さんは、子育て中のママさんたち。台湾では女性の社会進出が進んでいると言われますが、台湾も、すべての女性が会社でバリバリ働いているわけではありません。
自宅にいれば、特に子供のために食事を作る必要が出てきます。そんなとき、ママさんたちが使いやすいカフェがあれば、ちょっとした息抜きになりますよね。
詳しくは統計を見る必要があると思いますが、「台湾の女性はみんなバリバリ働いている」とか「台湾では女性がご飯を作らない」といった目立つけど一面的な説明を鵜呑みに
しないで、様々な事例から台湾の現状を学んでいきたいですね。
この店のポイントカードは2個目。前回から半年経ってしまいましたが、また年内にもう一度くらい訪れたいですね。