のぶもん台湾さんぽ

台湾のあちこちに出かけたときの旅日記をつらつらと書いています。マイナーな街の紹介が結構多いです。

台湾さんぽ62〜宜蘭で出会ったこだわりカフェ・路地裏・謎の歩道橋

こんにちは、のぶもんです。

 

宜蘭さんぽは、嬉しい発見の連続。

 

多くの見どころは制覇したつもりでしたが、知られざる(?)魅力スポットがまだまだありました。


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(宜蘭市内のミニバスには幾米のキャラクターが乗客⁈として乗っています)

 

さて、こちらの少し古めかしい通り。舊城西路にある光大巷という小さな通りなのですが、ここがなかなか面白いんです。


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ここは、古くから住民が通る道だったようで、かつての街の様子をさまざまな壁アートの形で残しています。


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とても小さい字ですが、この地区の歴史が、日本統治時代を含めて細かく記されています。


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字が大変なら、こちらは彫刻で。伝統的な仕事に関する彫刻もたくさん並んでいます。絵で見ると、仕事の様子はかなりわかりやすいですね。


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宜蘭地方の巨大な地図を壁画にした部分もあります。これも細かいところまでしっかり描かれていて、ずっと見ていられます。


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この通りから徒歩5分程度で、写真なような橋に出くわします。ここは西堤屋橋といい、歩道橋なのですが、橋の上に屋根があり、たくさんの植物に囲まれています。物語の世界に出てきそうな外見ですね。


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交通量が多い場所なのですが、この歩道橋を渡れば安心。無味乾燥な普通の歩道橋と違い、渡るのが楽しくなります。


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しかも、橋の上には展望台があり、広々とした蘭陽平原を眺めることができるんです。


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西堤屋橋から再び市の中心へ向けて歩きます。すると、今度は昔ながらの家屋が並ぶ地区に入ります。

 

こちらは、普通の民家のように見えますが、実は洋装店がカフェもやっているようです。下午茶を楽しめるようなので、いずれ来てみたいと思います。


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でも今回のお目当ては、すぐ近くにあるこちらのカフェなんです。名前は「鳴草咖啡」。こちらも老街か房子をリノベした、良い雰囲気のお店です。


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店内の雰囲気もいいですね。日本家屋の古さとは少し異なりますが、似たような懐かしさを感じます。


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このカフェは、コーヒーのおいしさではかなりの評価を得ているようで、期待が高まります。そして頼んだのがこちら。

 

いろいろなコーヒーがありましたが、台湾コーヒーもあることを発見!しかも、南投縣の蓮華池森林というところで採れる珍しいコーヒーとのことで、喜び勇んで注文しました。

 

ホットとアイス、両方で出してくれるのは嬉しいですね。


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そして、セットで頼んだスイーツ。デーツと胡桃がぎっしり詰まった甘くて濃厚なお菓子。これはコーヒーによく合いますね。

 

ただし、です。このコーヒー&スイーツのセットは、341元(服務費10%込み)!!クオリティに見合った値段だと思いますが、カフェのはしごをする人間にとっては痛い出費です(笑)。

 

あ、でも美式コーヒーは110元です。このお店は腕は確かだと思うので、美式でも十分に楽しめるのではと思います(^_^;)


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2階には本もたくさん置かれており、長居して読書にふけることもできます。日本の文庫本などもあるので、日本人が訪れても楽しめるでしょう。


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お店の方と常連の皆さん。カフェの質を決める要素の一つに、良い常連さんがついているかどうかが挙げられます。ここは、気のいい仲間が揃い、こちらに話しかけてくれる人もいるので、輪に入りやすいカフェだと思いました。


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【店舗情報】

「鳴草咖啡」

住所:宜蘭市碧霞街20-1號

営業時間:13:00~20:00(水曜定休)

 

 

宜蘭の街もすっかり日が暮れました。今回は、いつもお邪魔する夜市をスルーして(笑)、小吃で夕食をとろうと思います。


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やってきたのは、こちらの「大成羊排麺」。お昼に通りかかったとき、長い行列ができていたので「ここはうまいに違いない!」と直感して、急遽夕飯の店に決めていました。


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こちらが羊排麺。羊のアバラ肉が入った麺ということでしょうか。135元もするので、宜蘭基準ではかなり高いのですが、コクがあってすごくおいしいです。まあ、牛肉麺の高さと同じということかな。


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【店舗情報】

「大成羊排麵」

住所:宜蘭市新民路31號

営業時間:11:00~14:00 17:00~20:00

(日曜定休)

 

今回は、日本人が勧められる定番のスポットには全然行かなかったのですが、どこもとても興味深くて、また来たいお店や施設ばかりでした。

 

これからも定期的に、宜蘭の街を彷徨ってみたいと思います。