のぶもん台湾さんぽ

台湾のあちこちに出かけたときの旅日記をつらつらと書いています。マイナーな街の紹介が結構多いです。

【士林夜市レポート】復活の兆しあり、だが地下の食堂街は…

こんにちは、のぶもんです。

 

先日、三峽老街に続いて、士林夜市も再訪してみました。地上・地下それぞれの様子がとても気になっていたのですが、一番賑わうはずの土曜夜に足を運んでみました。

 

定番の看板前。以前来たときよりも、確実に人が多くなっています。


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では、まず地上の屋台街を歩いてみましょう。

 

あれ、結構人が多いぞ。


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美食街の北側に出ると、ものすごい数の人。全盛期ほどではないものの、かなり活気を取り戻しています。


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うーむ、コロナ前の写真としても使えそうなくらいの賑わいです。


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ドリンクスタンドでついつい木瓜牛奶を注文。お店のおばちゃんも手が止まる暇がありません。


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美食街の1階部分。こちらも人が多いですね。

 

ここまで見ると、士林夜市ほぼ復活!と言いたくなったのですが…


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地下の美食街に降りていって、地上との違いに驚きました。客足は多少戻ったものの、コロナ前の賑わいの片鱗も感じさせない閑散ぶりです。


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ぼちぼちお客さんが入っている店もありますが、休業している店もかなりたくさんありました。

 

そのせいか、全盛期にはかなり威勢が良かった店の呼び込みも、何だかかなり遠慮気味に。


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ということで、士林夜市においては、地上エリアと地下エリアでは復活状況がかなり異なることがわかりました。

 

地上の屋台街の食べ物は、ローカルの夜市のものとさほど値段も変わらない感じなので、台湾人も抵抗感なく利用している感じです。(ただし、外国人を当て込んだ変わり種の店がやはり目立たなくなっています)

 

それに対して地下の美食街は、正直言って少し高いんですよね。ローカルな夜市ならあと10元〜20元は安く食べられる感じかな。

 

そうなると、結局地元の夜市や小吃でいいか、と言うことになってしまうんですよね。

 

外国人観光客にとってはそれでも割安な料理ですが、価格に敏感なローカル民にとっては少し抵抗感があるかも。

 

おそらく地下の美食街で本当に潰れる店は出ると思いますが、タフな台湾人がこれでただ引き下がるとは思えません。

 

新たな風を吹き込むお店が入ってくることを期待したいです。士林夜市(特に美食街)にとっては、正念場が続きます。


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