こんにちは、のぶもんです。
淡水のカフェ巡りをして、少しずつ行ったことがあるカフェが増えてきました。その中でも、今回紹介するカフェはかなり異色。
というのも、手冲咖啡(ハンドドリップコーヒー)しか出さないこだわりカフェなんです。
そのカフェの名前は「沙貝葉咖啡(Sapere Cafe)」です。
馬偕博士ゆかりの真理大学付近に広がる学生街、その一角にこのカフェがあります。店の正面が緑豊かで、よく見ないとなんと店だか分かりません。
中に入ると、半屋外の気持ちの良い空間が。少し涼しくなったら、ここでコーヒーを飲むのも良さそう。
さて、お店に入ります。少し暗めの照明で落ち着いた店内は、コーヒーに関係するものしかありません。
そして、棚には世界のいろいろなコーヒー豆が並んでいます。
この店には「美式咖啡」や、取ってつけたような「蛋糕」が一つもありません。お客は、マスターにどの豆を淹れてほしいかをつたえるだけ。そう、ハンドドリップコーヒーだけのお店なんです。
この日は、エチオピアのコーヒーを選択。何種類かエチオピアの豆があったのですが、比較的フルーティーなものにしてもらいました。(前回来たときは、珍しいパプア・ニューギニアの豆を選んでいます)
丁寧に淹れてもらったコーヒーが出来上がりました。
これだけ見ると、そのまま出されたように見えますが、量が多いコーヒーを長くおいしく飲むには、耐熱ポットに入れておいて、その都度飲みたい分だけ小さな器に移して飲むほうがいいんです!
こんな感じになります。台湾茶の飲み方に近いかもしれません。
ちなみにオーナーは30前後と思われるマッチョマン。見た目だけならワールドジムなどにいそうな雰囲気ですが(服装もいつもトレーニング用)、とても気さくで、コーヒーを淹れるときは真剣。職人気質を感じるも良い店です。
学生街にありますが、すべてのコーヒーが150元均一と、学生には少しハードルが高い様子。お客さんのほとんどは社会人だそうです。
いつも比較的空いているので、落ち着いてコーヒーを堪能するにはうってつけのカフェです。
時間に余裕があったら、紅毛城や真理大学を見学するついでに寄ってみてはいかがでしょうか。
【店舗情報】
「沙貝葉咖啡(Sapere Cafe)」
住所:淡水區新民街196號
営業時間:13:30~22:30(月曜定休)
https://m.facebook.com/SapereCafe