こんにちは、のぶもんです。
僕は今、天母で仕事をしているので、MRT淡水線の淡水ー芝山の間の駅に途中下車して、その街のローカル食堂に入ることがあります。
先日、北投の一駅手前「奇岩駅」のすぐ近くにある小吃に久々に行ってみました。
店の名前は「小美食堂」。看板は少し派手ですが、至って普通の食堂です。
まずは、ご飯ものを頂きましょう。これは普通の魯肉飯とは少し違う「瓜仔肉飯」です。豚肉ときゅうりの醤油漬けを煮込んだ料理をご飯にたっぷりかけたもの。
これ、かなりおいしいです!日本ではほとんど知られていませんし、台湾の小吃でもあまり見かけません。でも、時に甘ったるさが目立つ魯肉飯よりも塩味がきいて、実は日本人に喜ばれる一品ではないかと思っています。
お次は蒜泥白肉。熱炒(台湾式の居酒屋)では定番のおかずですが、このような食堂でもたまに見かけることがあります。
豚肉とニンニク、生姜の相性がとても良く、いわゆる「ご飯が進む」一品です。
このように、小美は見た目は普通の小吃ですが、メニューはちょっとだけこだわりがあるので、実はわざわざ立ち寄る価値があると思っています。
最後は油豆腐と魯蛋。こちらは、小吃で最も定番の一品。どちらも味が濃すぎず、薄すぎずでちょうどよい感じです。
どれも、きちんと手間をかけて調理されている感じがしますね。全部で100元。蒜泥白肉は、熱炒では単品で100元以上するので、ここの存在はありがたいです(単品50元)。
観光客が立ち寄ることはまずないと思われる、奇岩。でも、探してみるとちょっと寄ってみたくなるような小吃があったりするんです。
淡水線沿線には、まだ降りたことがない駅もあるので、機会があったら、それらの街の液前小吃も探索してみますね。
【店舗情報】
「小美食堂」
住所:台北市北投區崇仁路一段75號
営業時間:9:00~23:00(土曜定休)