こんにちは、のぶもんです。
7月22日から28日までの約1週間、約4年半ぶりとなる海外旅行(日本への一時帰国を除く)に行ってきました。台湾に住んでいると、ちょくちょく小旅行に行くので、旅自体はそれなりにしているのですが、やっぱり普段いる場所から遠く離れた場所に行くのは、心も沸き立ちますね。
今回の目的地はマレーシア。ですが、トランジットの都合でシンガポールに立ち寄ることになり、半日近く街歩きができることになりました。そこで思いついたのが、ローカルエリアのホーカーに行ってみようというもの。シンガポールの屋台センターのようなホーカー。物価が高いシンガポールでは、お金がない旅人にとってのオアシスのような存在です。でも、中心部の有名なホーカーは行ったことがあるしなあ、と思案したときに、「そうだ!台湾でローカルエリアを巡るように、シンガポールでも観光地ではない町に行ってみよう」と思ったわけです。
もちろん、ずっと食事ばかりするわけではないので、この写真のようなマーライオンなどの見どころも少し巡ってきましたが、それらはあまり新鮮味がないと思うので、早速ローカルエリアに行ってみましょう。
ということで、今回やってきたのが、”Bedok”という町。この町は、実はチャンギ国際空港からかなり近いエリアにある町で、おそらく典型的なシンガポールの一般住宅エリアだと思われます。
駅前には、ショッピングモールもありましたが、それを抜けるとこんな感じの団地が建ち並び、1階にはさまざまな商店が入居しているようです。なんか、日本の団地に似ていますね。
このような大きな団地の真ん中に、”Bedok 216 Haeker Centre"がありました。かなり大きなホーカーで、反対側にも同じような屋台の列があります。
シンガポールのローカルホーカーなら、中国語も通じるだろうという期待もあって訪れてみたのですが、案の定、漢字表記併用のお店が多くて、台湾住みとしては結構安心感があります。この屋台は、蝦麵(Prawn Noodle)のお店。
こちらは、「水粿」の屋台。「水粿」とは、米粉などが材料のプリン見たいな食べ物だそうで、シンガポールでは一般的な朝ご飯の一つだそうですね。
こちらの屋台は、各種つみれ麵か何かだと思います。具材が豊富で結構おいしそう。
そして、こちらのお店でご飯を食べることにしました。ナシ・レマクということは、ココナッツミルクご飯ですよね。マレーシアの定番料理の一つですが、おいしそうなのでチキンセットを頂きます。
で、出てきたのがこちら。チキンに目玉焼き、キュウリ、ピーナッツ+小魚に加え、奥の方に味噌に似たペーストがありました。(これは結構辛い)これで、3シンガポールドル(現在のレートだと320円くらい?)。物価の高いシンガポールでは、神様のようなお値段です。
こちらのお店は、具材がたくさん並んでいますね。台湾の滷味みたいなものかな?
お粥屋さんもありますね。年中暑いシンガポールでお粥なんて食べたくなるのか?と思いますが、ホーカーで食事をしている人は、結構アツアツのものを食べていますね。中華圏は、体を冷やさないことに気を遣う人が多いので、それも影響しているかも知れません。
実は、このホーカー、事前に調べたものではないんです。実は、Googlemapでとりとめのなく食堂を探していて、たまたま先ほどのナシ・レマクのお店を見つけただけなんです。ところが実態に来てみたら、そこは巨大なローカルホーカーだったというわけ。久々の海外旅行は、序盤から、予期せぬ出会いがあって、もうテンションが上がりまくりです。
MRTのBedok駅から徒歩で行けるホーカーです。ホーカーまでの商店街のお店を冷やかすのも楽しいかもしれません。定番の食事処では物足りない、という方はぜひこちらのホーカーをお試しください。