のぶもん台湾さんぽ

台湾のあちこちに出かけたときの旅日記をつらつらと書いています。マイナーな街の紹介が結構多いです。

ペナン島漫遊記1〜レトロホテル・カナーボンハウスの凄さに腰を抜かす

こんにちは、のぶもんです。

もともとは航空券が安いのが理由で決まった、マレーシア(+シンガポール旅行)。そこで行先になったのが、ペナン島のジョージタウンです。7/22(土)夜遅くに台北を出て、28日の午後に戻ってくるプランで、気になるスポットをできる限り訪れるという、ハードブランな旅になります。

旅立つ前は、とにかく久しぶりに日本と台湾以外の海外に行けるのが楽しみというだけだったのですが、実際に現地へ行くと、すっかりジョージタウンの魅力に惹かれていました。

まずは、今回、ジョージタウンで泊った宿をご紹介します。それが ”Carnervon House Hotel" です。


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ジョージタウンの歴史地区に近接する〇〇通りに位置するこのホテルは、レトロな路地の中にある静かで小さな宿。「康樂軒」という看板が掲げられており、ここがもともと漢人が住んでいた建物であることがうかがい知れます。

このような通りは、台湾で言えば老街にあたるでしょうか。台湾の老街は、ほとんどが1本の通りだけしかなく、しかも短いことが多いですが、ジョージタウンの旧市街は、古い家並みがあちこちでどこまでも続いており、まるで老街の博物館のようです。


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それでは早速、館内に入ってみましょう。ホテルの内部は、細長いつくりになっています。これは、ジョージタウンの旧市街では一般的にみられるスタイルで、町家の区割りが通りから奥まで細長く区切られ、ちょっとばかり京都の町家の雰囲気を思い出しました。

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内部はどこまでもシック。昼間でもかなり暗くて、手元に灯りが必要なくらいですが、細長い長屋を吹き抜ける風は思いのほか涼やかで、長居したくなる心地よさでした。


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2階に上がってみましょう。するといきなり、ヨーロッパ風の木組みの窓枠がお出迎え。灯りもステンドグラス状になっていて、中世のイギリスにでもいる気分になります。(マレーシアはかつて英領だった時代があるので、その影響があるのかもしれません)


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自分の部屋から見た中央の吹き抜け部分。ネットの写真では事前に見てはいましたが、実物を見ると古建築好きとしてはたまらない魅力を感じます。


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「カナーボン・ハウス」は、この手のヒストリックホテルとしては、かなり安く泊まれます。私は台湾元で1000元くらいで泊まったので、日本円では5,000円弱といったところでしょうか。

 

バス・トイレの部屋が殆どで、ラグジュアリーを求める層には不向きかもしれませんが、多少不便でもレトロを全身に感じたいという方は、ぜひ泊まっていただきたいです。


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4年ぶりの海外旅行は、1泊目からハイテンションになりっぱなし。ジョージタウン街歩きは、翌日から本格的にやってみようと思います。

 

【ホテル情報】

"Carnarvon House Hotel"

28 Lolong Carnarvon George Town Malaysia