こんにちは、のぶもんです。
淡水の小吃はいくら紹介しても終わらないくらいバラエティに富んでいるのですが、今回は、「阿嬤(おばちゃんの意)」が名前に入っているローカルなお店を紹介します。
淡水駅から徒歩2分。駅近くの路地裏にこの店はあります。
ここは営業時間が長く、割といつでもにぎわっている感じです。
いろいろな小菜(小吃で食べられる小皿のおかず)が陳列されています。はサメのこと。かつての台湾では貴重なたんぱく源としてよく食べられていたそうです。
台湾の小吃は、おおむねメニューが豊富。こちらのお店も、数多くのメニューを取り揃えています。レアな料理はほとんどなく、どれも台湾の小吃では一般的にみられるメニュー。
ということは、この手の店に行けば、台湾のローカルな食事を多様に楽しめるというわけです。日本で、商店街の小さななんでも食堂に入るのと同じでしょうか。
小皿料理が多いので、今回もいくつか頼んでみました。まずは魯肉飯。
実はお店によって味付けや盛り方が異なり、その店の個性が出る一品です。ここでは、色が薄めのたれを使っており、少しあっさり風。八角バリバリの魯肉飯が苦手な方はこれくらいがちょうどよいかも。
お次は燙青菜。これも台湾小吃の定番ですが、すごくおいしい店と、そこそこの店にはっきり分かれます。なので僕は、必ずしも頼まないのですが、今回は大正解。
茹ですぎず、程よく歯ごたえがあるので、おいしく頂けました。
ラストは滷味。各種のおかずなのですが、卵とか、豆干とかちょっとしたおかずをいろいろ頼むと、こんなふうに一つのお皿にまとめて出してくれることもあります。
いかがでしたか。これでちょうど100元。日本円で360円くらいです。日本の牛丼もこれくらいの値段で食べられると思いますが。台湾では、おかずをちょこっとずつ組み合わせて自由に食事を楽しめるのが嬉しいですね。
メニューが多いので、次回は何を食べようかな、と思案できるのも楽しみの一つです。
【店舗情報】
「阿嬤麵攤」
住所:淡水區博愛街66號
営業時間:11:30~24:00(日曜定休)