こんにちは、のぶもんです。
長らく続いてきた「浪漫台三線藝術季」レポートも今回が最終回です。
バスに載せられたどり着いたのは、北埔の隣村「南埔」です。こんな村、知らなかった!地図で探すとすぐ見つかるのですが、本当に小さな村です。
この南埔村の廟の前で、打ち上げ晩會(宴会)が開かれるというのです!
台湾の地方ではしばしば、村人が病の前の広場に集まって宴会(というか大食事会)を開きます。一般の観光客が参加するチャンスはなかなかないので、とても楽しみですね。
さあ、打ち上げの始まりです。
各テーブルには、台三線オリジナルデザインの台湾ビールがたくさん置かれています。もちろん、飲み放題。
さて、来賓の挨拶も終わり、いろいろお食事開始です。簡単に言ってしまえば、バイキング形式なのですが、どの料理もメチャクチャうまいです!
話を伺うと、調理を指揮した方は、かつてレストランで腕をふるっていたとか。
料理だけではありません。パンも食べ放題!なんと、この村にも小さなパン工房があるそうで、ぜひ訪れたい!と思ってしまいました。(パン工房の名前は「BK坊窯烤麵包」だそうです→木曜・土曜しかやっていないのでご注意を)
タピオカも山の様に用意されています。
こちらの豆花にトッピングすれば、おいしいタピオカ豆花の出来上がり。
これは、菜包。具に塩っ気があり、日本人は気にいるはず。
どれも食べたくて、自分のお皿がこんなふうになってしまいました。
お手製タピオカ豆花。
そしていつしか、大団円を迎えました。夜も天気が崩れず、夜風が気持ち良い晩會になりました。
あまりにも濃密だった2日間。もちろん、メディアツアーだからこそ体験できたものもありますが、一般の方も楽しめるものがほとんど。
派手さはないけど、とても味わい深い客家文化。
作品の多くは、イベント終了後も、その場所に残されるそうです。ちょっと交通が不便なところが多いのですが、少し時間に余裕があったら、各地をのんびり訪れてみてください。
【浪漫台三線藝術季】
2019年12月15日まで桃園市・新竹縣・苗栗縣・台中市の各会場で開催中。