こんにちは、のぶもんです。
次から次へと驚くような体験に溢れている「浪漫台三線藝術季」のメディアツアー。2日目の午後は、新竹縣北埔に移動して、この地区のイベント開会式に列席します。
北埔は、新竹市から列車とバスを乗り継いで1時間半で行ける山あいの町。台湾人の間では、客家のふるさととして比較的有名で、土日ともなると多くの観光客が殺到します。ここが、今まで訪れた地区とはかなり状況が異なります。
こちらが、北埔の普段の週末。かなり賑わっていますね。今回は、さらに人が多い予感・・・。
街の中心・北埔慈天宮前の広場には、多数の見物客が押し寄せています。さあ、開幕式の始まりです。メディアツアー組も観覧席に入れていただきました。
いきなり首長たちの挨拶ではなく、まずは演劇集団によるパフォーマンス。伝統的な獅子舞のようなものもありましたが、現代演劇っぽいものも。
いよいよ、来賓挨拶。なぜだか皆さん、仮装しています!台湾風のヤンキー??
最後は、地元関係者およびアーティストの皆さんが記念撮影。
開幕式が終わったら、近隣の邸宅・姜阿新洋樓を見学します。ここは以前、北埔を訪れたとき、入館できなかったので、とても楽しみです。
日本統治時代に建てられたこの邸宅は、
内部は、洋風・和風・中華風が混ざった趣のある空間になっています。
外に出ると、もう夕暮れ時。開幕式に関連する出し物もすべて終わり、皆が篝火(のようなもの)を持って、老街を練り歩きます。
俗っぽいキグルミの行進もたくさんあったのですが、一方で神聖な空気もしっかりと感じられました。この聖と俗の混ざり具合も絶妙でしたね。
行進が去ったあとは、「宝探し」タイムです。これも、今回のイベントの一環で、北埔の老街のあちこちに、小人サイズの人形などがちょこんと置かれており、それを探してまわるというもの。
はっきり言って、僕は全然見つけられませんでした(こういうの、本当に鈍いんです…)。ですが、他の記者さんがサクサク見つけたようで、僕も実物に会うことはできました(笑)。
さらに、日が暮れると、今度は光のオブジェタイプの作品が大活躍。こちらの赤い光は、老街から少し離れた田んぼの中に据え付けられたんです。
もともと観光地としても魅力ある町だった北埔。そこに、新たなアートの風が吹き込まれているように感じました。
ここでも、アートは「周囲から浮いた存在」ではなく、北埔の街に溶け込むように作られています。芸術作品固有の素晴らしさも大事だと思いますが、こういう環境融合型の芸術作品は、僕は結構好きですね。
そう、芸術作品というと、難しくて取っつきにくい、と感じる方もいるかもしれませんが、この2日間で見てきた作品はどれも、とても親しみやすくて、友達のような感覚を持ちました。
できれば、他のエリアの作品も見に行きたいなあ。
これでレポートは終わりで・・・はありません!次回は、まさかの開幕イベント大フィナーレに潜り込んだ話を書きますね。
【中国語冬季集中特訓コース開設!】
台北の中国語教室「フレンドシップ・ランゲージ」では、年末年始に短期集中レッスンを受ける方を大募集中です。
年末年始の台湾は、概ね普段通りに動いており、授業も通常通りおこなえます。1日最大4コマを上限に、短期集中で中国語の基礎をマスターしましょう!
お問い合わせは
Mail:shimizu701019@gmail.com
LINE:taipei591019
URL https://shimizu701019.wixsite.com/friendship-taiwan