こんにちは、大雄(だーしょん)です。
厦門のゲストハウスで一休みした僕は、夕方になって、とても行きたかったコロンス島に行くことにしました。
今回の目的地・コロンス島は、厦門旧市街のめの前にある小さな島。1842年の南京条約で開港した5港の1つである厦門では、対岸のコロンス島に領事館がおかれ、西洋人がたくさん住んでいました。
今でも、その頃の名残を感じさせる洋館がたくさん見られます。
ですが、問題はアクセス。コロンス島には橋がかかっていないので、必然的に船で行かざるを得ません。
ところが、外国人(+厦門市民以外の中国人)が乗れる渡し船の乗り場は、旧市街からかなり北に位置する別の港。バスで20分くらいかかります。
日中の観光は余計な時間がかかってしまうのですが、実は早朝と夜は市民と同じ目の前の港から船に乗れるんです!
それもあって、6時半の船の切符を買いました。
さあ、日が暮れてきましたり旧市街の大通りは、こんな感じでライトアップされています。
おお、コロンス島から客船が帰ってきました。きれいですね。
船に乗り込み、いざ出発。あまり混んでいないので、ゆっくり船足袋を楽しめます。
振り返れば、厦門のウォーターフロント。上海ほどの規模ではないけど、中国の他の巨大都市に比べて、どことなく落ち着きがあり、個人的にはかなり気に入りました。
この夜景のためにまた厦門に来てもいいな、と思ったほどです。
さあ、コロンス島に着きました。すっかり夜の帳がおりています。市民以外が船に乗れるだけあって、埠頭も静かです。
島に上陸したら、お決まりの商店街。このへんの様子は台湾の主な観光地に似ていますね。
賑わうエリアを抜けると、かつての邸宅が建ち並んでいるエリアになります。この辺りに来ると中国っぽさは消え、まるでヨーロッパの旧市街を歩いているかのようです。
何軒ものお屋敷がライトアップしています。今では、ホテルに生まれ変わっている建物が多いとか。さすがに安く泊まれることはないのでしょうが、一度はこんな元邸宅に泊まってみたいですね。
何軒か邸宅をリノベしたレストランやカフェもありました。
中国は、台湾以上にお茶文化之影響力が強いのですが、少しずつコーヒーも浸透してきているようです。
ビスケット付きでいただけるのは、ちょっとヨーロッパ風かな?
内装もおしゃれです。夜の閉店間際に訪れたので、大変に空いていますが、日中は混みそうです。
夜なので、数多くの歴史的建造物はすでに閉館時間。日本に関する建物もあるようなのでとても気になりますが、それは次回のお楽しみとしましょう。
本来は、1回目は日中に観光、2回目が夜、というのが定番だと思いますが、昼間の観光は1日がかりになりそうですね。
中国っぽさが全く見られない訳ではないのですが、コロンス島は、中国でも異色のスポットと言えるでしょう。
もちろん、これも中国の歴史の一部分。しかも、現代の中国の心情にかなりの影響を与えている時代の遺産ですから、歴史探訪としてもかなり楽しめそうですよ。
船で再び本島へ。目抜き通りはこんな感じに、幻想的なライトアップを見せてくれます。
厦門は、典型的な中国以外の顔もいろいろ見せてくれるので、なかなか面白いですね。
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