のぶもん台湾さんぽ

台湾のあちこちに出かけたときの旅日記をつらつらと書いています。マイナーな街の紹介が結構多いです。

福建を歩く1〜本当に土楼に泊まれるのか?

こんにちは、大雄(だーしょん)です。

 

金門島には振られてしまいましたが、がっかりしている余裕はありません。午後からは、福建の山村にある客家人の特殊な住居「土楼」に行こうとしています。f:id:funstudy-taiwan:20190717233545j:image

まずは、新幹線に乗り場になる厦門北駅へ。市街地の厦門駅にも何本か新幹線が来るのですが、時間帯の都合で北駅発の列車に乗ることにしました。

 

この駅が本当に遠い!旧市街から開通じたばかりの地下鉄に乗って行けるのですが、所要時間は50分くらい。台北からだと軽く淡水まで行けてしまいます。

 

駅の写真を撮ろうとしたら、大きすぎてなかなか入り切りません!台湾の新しい駅舎も、大きな建物にしがちですが、中国の無茶っぷりには敵いません。

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中に入ってもでか過ぎ。しかも、有人の窓口は反対側にあったのですが、途中セキュリティを通らなければならないのに、チケットがないため通れず。地下鉄の駅に戻って、物凄く遠回りをして、やっとチケットを手に入れました。
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ホームもでかい!
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厦門北からは南靖まで40分くらい。あっという間の新幹線体験でした。車内は多少、雑然としていましたが、さすがに新幹線に乗れる経済的余裕がある人たちは、比較的落ち着いていますね。

 

で、あっけなく南靖駅に降り立った訳ですが、ここが、南靖の本当の町からはバスで20分は離れた寒村にあるため、連絡バスに乗って南靖パスターミナルに行き、さらに書洋村へ。そこから土楼各地を結ぶ観光連絡バスに乗る、という久々に行くのが大変なルートになります。

 

しかし、新幹線の駅なのに寂しい感じですね。
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おばちゃんが売っていたバナナを買い込み、連絡パスへ。ターミナルで別のバスに乗り換え、山道を延々と走ります。1時間は走ったかな。

 

途中の写真を撮る余裕がなかったのが悔やまれますが、やはり山村はかなり寂れています。

 

少しずつ日が暮れてきて、書洋村の外れにある観光センターでバスを降ります。ここから、土楼エリアのバスに乗ります。
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と思ったら、バスが全然来ません。近くにいた人に聞いたら、なんと土楼方面の最終バスはもうないとのこと!

 

ひえーーーと路頭に迷ったとき、なんと地元っぽいおばちゃんに「あんた、土楼に泊まりたいのか?、じゃあ車に乗せてってやるよ」と言ってくれて、ラッキーなことに車に乗せてもらいました。

 

そしたら、ものの3分もしないうちに車を止め、「ここからはでかい車で行くよ!」と言われます。

 

??このおばさんが悪党だったら一環の終わりです。すがる気持ちで車を待つと、でかいダンプカーがやってきます。ま、まさかこれに乗るの??

 

はい、写真はありませんが、本当にダンプに乗せてもらいました。

 

おばさんに「あんた、土楼に泊まりたいのか?だったら、あたしが泊まれる土楼につれてってやるよ!」なんと!そんな幸運があって良いものでしょうか??現地に着いたら、泊めてくれる土楼を探さなければと思っていたので、すごく助かります。

 

途中、こんな趣のある川べりの景勝地帯を通り抜けたりして、村の外れくらいの場所で「ダンプを降りろ」と言われます。えー、何なんだよー、土楼まで連れて行ってくれるって言ったじゃん!

 

そしたら、弟が車で現れ、僕の輸送がバトンタッチされました。どうやらこの弟さんが、土楼の民宿をやっているようです。

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車をぶっ飛ばして、無事に(?)田螺坑土楼に着きました。

 

土楼の写真は次回いろいろ載せるとして(引っ張る笑)、まずは夕食をどうすると聞かれました。・・・えっと、全然考えてませんでした。そしたら、民宿のおかみさん(さっきの弟さんの妻)に、「うちのご飯を食え」と言われ、土楼に住む人のが作るローカル客家料理を体験することになりました。
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こちらが晩餐。ぶっちゃけ家にあるおかずをあれこれ食べさせてくれたたけの夕食だったのですが、意外と食べやすくて、ご飯が進みました。さすがにタダではなく、20人民元(約330円)の出費ですが、なかなかできない貴重な体験でした。
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今考えると、よく泊まれる土楼までよくたどり着いたものです。

 

地球の歩き方の微妙な読み違いで、ハプニングに継ぐハプニング。あのトラックおばちゃん、また会いたいなあ。

 

次回は皆様お待ちかね、土楼(しかも夜)の様子をお届けします!

 

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