こんぱんは、大雄(だーしょん)です。
タクシーですら、かなりスリリングなナガルコットへの道。ネパールでは、まだまだ道路整備が十分ではなく、主要道でも雨でぬかるみになってしまいます。
やっとのことで、ナガルコット着。カトマンズ、パタン、バクタプルに比べると、かなり小さな町です。
山の尾根伝いに街ができているようで、何軒も建っているホテルからの眺めは、どこも良さそうです。
こちらがこの日のホテル。こじんまりとしてますね。
部屋は広いし、眺めもよいのですが、実は暖房がありません。(カトマンズよりも寒いのに〜)
シャワーのお湯の出も悪いし、油断すると体調がまた悪くなりそうです(泣)。
この日の宿泊客は、僕ともう一組のイタリア人夫婦のみ。彼らも外に出るのが億劫になってきたらしく、夕食は一緒にホテルでいただきました。
これは、カレーモモ(多分)と麺。冷える村では、この温まる食事が至福のときです。ひとしきりご夫婦と旅やイタリアの話をしたりして、何ともゆったりした夜が過ぎていきます。
しかしながら、ナガルコットでの最大の仕事はヒマラヤ山脈を眺めること。雨が降ったりやんだりの天気で翌朝はどうなっているでしょうか?
おはようございます。翌朝です。
・・・何も見えない。
日の出の時間になり、ようやく光が差してきましたが、目の前に広がるのは雲海ばかり。
それはそれで絶景なんです。これだけで早起きした甲斐もあるのですが、やっぱり少しでもヒマラヤの山々を拝みたかったな。
肝心なところで、雨男の威力が発揮されましたね(^_^;)
この後も天気は回復せず、ビューポイントへの散策も断念。
でもその分、ホテルでのんびり過ごせたし、オーナーや奥さんともじっくり話せたし、自分らしい旅ができているな、という実感を味わえるようになりました。
午後にはバクタプル→カトマンズと帰路につきます。帰りは体調も回復したので、ローカルバスで移動。ボロいマイクロバスで、スーツケースを置く場所はありません。
ああ、そうか。スーツケースの人たちは、荷物も積み込めるツアーバスで移動していたんだよな。
皆さん、ローカルバスであちこち旅したい人は、バックパックでいらして下さいね(^_^;)
こちらはバクタプルのバスターミナル近くにある隠れ家(風)食堂。個室で独立した作りになっています。
炒麺とかヨーグルトを頂きました。
そしてモモ。食べすぎたのになんとかなったので、体調も復活してきたようです。
そしてカトマンズ着。ネパール最後の夜は、普通のホテルに泊まりました。やっぱりラクですね。
夜は、カトマンズに何軒かあるという日本料理屋へ。
カツ丼!これで300円くらいです。
この後、付近が停電で真っ暗に。でも、地元の人たちは、「ああ、またか」位の反応。ネパールも他の途上国同様、電力事情が良くないので、ときどき停電になります。
翌朝の朝食。ちゃんとしたホテルなので、朝食も豪華。あつあつのオムレツが嬉しいです。
いろいろあったけど、久しぶりに旅らしい旅をした気がします。
体調を崩したときはさすがにキツかったのてすが、それも今となっては貴重な思い出です。
やっぱりマスクは大切だったなあ。また、数年後にはこの国に来てみたいですね。孤児院の子たちの成長ぶりを見に来ます!
ではまた!