のぶもん台湾さんぽ

台湾のあちこちに出かけたときの旅日記をつらつらと書いています。マイナーな街の紹介が結構多いです。

遥かなるネパール4〜孤児院で柔道??

2月4日

 

さあ、やっとネパール観光になってきましたね。今日はちょっとスペシャルな場所にも行けるので、とても楽しみです。
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初日からテンションが上がりまくりのカトマンズ。同室の欧米人の若者とおしゃべりしたり、ゲストハウスのネパール人の青年(日本語を練習中!)と即席日本語レッスンになったり、久々にいろんな人と交わっているのを実感しました。
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ルーフトップで朝食。シンプルですが、こういうのが飽きのこない朝ごはんですよね。
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さて、今日もカトマンズの町を少し歩いてみましょう。

 

午前中少し街歩きをしてから、昨日と違う食堂でランチ。

 

とても地味ですが、地球の歩き方にも紹介されている有名店です。
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と思ったら、お客さんはまだゼロ。(あ、お昼時になったら、お客さんが来ました(^_^;))

 

すごーくローカルな感じで、何時間もボーッとしていられそう。おじさんが店番していますが、ずっと新聞を読んでいます(なんか懐かしい!)。
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で、注文したのはダールという豆カレーのセット。ネパールでは、手で食べるのが一般的なので僕も一応トライ。

 

ですが、これが案外難しい。ある程度まとめて口に運ぼうとしても、ポロポロこぼれてしまって…。何度か練習しないとダメなようです。
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さあ、2019/05/06ちょこっとご挨拶した(王宮)ダルバール広場。

 

2015年のネパール大地震で世界遺産であるダルバール広場も大きな被害を受けました。どの程度、復旧しているのか気になるところです。

 

見慣れない様式の寺院がいっぱい。フォルム・デザインともに不思議な感覚を与えてくれます。
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実は、多くの建築物に被害が出ていて、徐々に復旧は進んでいます。ただし、遺跡の修復は、通常の建築物よりも修復に時間もお金もかかる様子。

 

4年近く経っても、まだ手がつけられていない建物もありました。
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こちらは、ネパールの(たぶん)中学生。社会科見学で、王宮をあちこち回っているようです。みんな、ちゃんと先生の話を聞いているかな?

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さて、夕方からは、カトマンズの中心部を少し離れて、ネパールの孤児院を訪れました。

 

孤児院の存在を知ったのは、友人のコースケ君(Kosuke Tanaka)のおかげ。

 

彼は、世界中の孤児院でダンスパフォーマンスをやってきたのですが、その中にネパールの孤児院が何軒も入っていたんです。

 

そこで、ネパール在住の古屋祐輔さんを紹介していただき、実際に孤児院を訪問できることになったんです!

 

今回お邪魔したのはPAMという孤児院。ここは、両親が犯罪をおかして刑務所にいる、など特に厳しい境遇に置かれた子どもたちが暮らす施設です。

 

この施設に来てびっくりしたのは、子どもたちがみんな柔道を(しかも本格的に)習っていることです!

 

今では日本でも、習い事として柔道教室に通う子供もいますが、この子達はその域を超えています。

 

礼儀作法もしっかり習っていて、挨拶も日本語でできます。
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練習風景。5~6歳の子たちも楽しく+真剣に練習。まだまだ「かわいい」が勝っていますが、フォームはしっかりしています。

 

上級生は・・・強い!実はこの孤児院からは、ネパールのオリンピック候補もいるのだとか。

 

柔道の練習は、かなりきついはずですが、子供は本来、有り余るエネルギーを持っていて、溜まったエネルギーを発散できないと、かえってストレスになってしまうんですよね。

 

でも柔道なら、エネルギーの使い残しはないし、頑張れは強くなるし(これは嬉しいはず)、礼儀も自然に身につく、というたくさんのメリットがあります。

 

もちろん彼らだって、毎日放送楽しいことだけではないはず(いや、辛いことのほうが多いかも知れません)。でも、良き指導者やサポーターがいて、お兄さん・お姉さん・仲間がいれば頑張れる。

 

これは彼らにとって大きな支えになることでしょう。
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最後はみんなで記念撮影。みんなとても人懐っこくて、珍しいお客と遊ぶのが、本当に楽しいようです。
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みんな本当にかわいい!古屋さんに導かれて、大した予備知識もなく訪れた僕ですが、数年後には必ずここにまた来よう!と固く誓いました。

 

お客が来るだけでも楽しんでくれるかもしれないけど、「あの人がまた来る」というのは、誰でも嬉しいですよね。
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PAMの関係者の皆さん、古屋さん、そしてコースケ君。本当にありがとうございました。