のぶもん台湾さんぽ

台湾のあちこちに出かけたときの旅日記をつらつらと書いています。マイナーな街の紹介が結構多いです。

【速報!】九份は朝も楽しいです

こんにちは、のぶもんです。

 

さて、たくさんの発見があった九份のお泊りですが、もちろん翌朝も歩き回ってみましたよ。


f:id:funstudy-taiwan:20200629124216j:image

(阿柑姨芋圓の芋圓冰)

 

朝7時頃から散歩を始めたのですが、すでに30℃近い暑さ。日が暮れてからは風も涼しかったのでが、朝日が出てきてからグングン気温が上がります。

 

前日歩いた、軽便路。ときおり散歩を楽しむ人とすれ違います。


f:id:funstudy-taiwan:20200629124308j:image

 

昨日のカフェ「轉角」を通り過ぎてもう少し先に行くと、トンネルを発見!

 

これは、旧八番坑。九份は鉱山だったので、あちこちに坑口になるトンネルが掘られています。

 

やはり、丁寧に歩くと、歴史の面影を垣間見ることができますね。


f:id:funstudy-taiwan:20200629124400j:image

 

おなじみ竪崎路の階段のところまで歩いてきました。もちろん、歩く人はほとんどいません。まるで、宴のあとのような静かで、少しけだるい朝の風景でした。


f:id:funstudy-taiwan:20200629124449j:image

 

夜景を見に来ると気づきませんが、九份の楽しみは、雄大な景色のパノラマを楽しめること。実は、台湾人にとっては、九份は昼間の美しい景色を見に来るところ。夕方から宵の口にかけては外国人比率が急激に上がります(^_^;)

 

街のあちこちで絶景スポットがあり、皆さん思い思いに記念撮影を楽しんでいます。

 

f:id:funstudy-taiwan:20200629124621j:image

 

雨男の僕ですが、今回の九份はずっと良い天気。この風景も、しっかりスマホに収めることができました。

 

f:id:funstudy-taiwan:20200629124707j:image

 

老街も10時頃からはエンジンがかかっていきます。すでに人気店はお客さんが集まってきています。


f:id:funstudy-taiwan:20200629124735j:image

 

さて、おやつコーナー。今回は、冒頭の写真にある阿柑姨芋圓で名物の芋圓を食べます。

 

冒頭の芋圓冰が50元の安さ。九份の店はどこも割高と批判されますが、伝統的なスイーツもお店は、どこもそれほど高くないので、安心して楽しんで良いと思います。

 

味は・・・地元・淡水の屋台のほうが少し上かな。でもこの店は展望席があるので、お手軽スイーツを食べながら、景色を楽しめますよ。


f:id:funstudy-taiwan:20200629124754j:image

 

さて、日中の観光ならこちらの施設「昇平戯院」もどうぞ。

 

日本統治時代に、鉱山町の娯楽施設として建てられ、庶民の憩いの場となってきました。


f:id:funstudy-taiwan:20200629124811j:image

 

中に入ると、昭和の名画座に迷い込んだかのよう。映像作品が見られる時間もあるようなので、しばし客席に座って当時の気分に浸ってみては?


f:id:funstudy-taiwan:20200629125002j:image

 

映写機なども展示されています。


f:id:funstudy-taiwan:20200629125017j:image

そして、カフェも一日の始まり。午前中はどこのカフェも茶坊も空いているので、のんびり過ごせますよ。

 

僕のお気に入りは、こちらのカフェ「淂藝洋行」です。


f:id:funstudy-taiwan:20200629125047j:image

 

建物は1,2階ともにレトロで可愛い感じ。建物は100年以上前のもので、とても落ち着けます。


f:id:funstudy-taiwan:20200629125112j:image

 

で、出された美式咖啡。マグカップが、まさかのくまモン。日本のレトロカフェなら、絶対にやらないであろうこの自由さに、台湾を感じてしまいます。


f:id:funstudy-taiwan:20200629125127j:image

 

皆さん、数回に渡ってお届けした九份レポートはいかがでしたか?

 

確かに、阿妹茶樓の夜景は撮りたいですよね。でも、ここの写真を撮るだけなら、九份に止まって夜9時以降に撮っても同じです。

 

一晩泊まれば、人混みで疲れることもなく、自分だけの九份を楽しめますよ。

 

もし「面白そうだなあ」と思ったら、次回の台湾旅では「九份お泊まり」もプランに加えてみてくださいね。