こんにちは、のぶもんです。
さて、たくさんの発見があった九份のお泊りですが、もちろん翌朝も歩き回ってみましたよ。
(阿柑姨芋圓の芋圓冰)
朝7時頃から散歩を始めたのですが、すでに30℃近い暑さ。日が暮れてからは風も涼しかったのでが、朝日が出てきてからグングン気温が上がります。
前日歩いた、軽便路。ときおり散歩を楽しむ人とすれ違います。
昨日のカフェ「轉角」を通り過ぎてもう少し先に行くと、トンネルを発見!
これは、旧八番坑。九份は鉱山だったので、あちこちに坑口になるトンネルが掘られています。
やはり、丁寧に歩くと、歴史の面影を垣間見ることができますね。
おなじみ竪崎路の階段のところまで歩いてきました。もちろん、歩く人はほとんどいません。まるで、宴のあとのような静かで、少しけだるい朝の風景でした。
夜景を見に来ると気づきませんが、九份の楽しみは、雄大な景色のパノラマを楽しめること。実は、台湾人にとっては、九份は昼間の美しい景色を見に来るところ。夕方から宵の口にかけては外国人比率が急激に上がります(^_^;)
街のあちこちで絶景スポットがあり、皆さん思い思いに記念撮影を楽しんでいます。
雨男の僕ですが、今回の九份はずっと良い天気。この風景も、しっかりスマホに収めることができました。
老街も10時頃からはエンジンがかかっていきます。すでに人気店はお客さんが集まってきています。
さて、おやつコーナー。今回は、冒頭の写真にある阿柑姨芋圓で名物の芋圓を食べます。
冒頭の芋圓冰が50元の安さ。九份の店はどこも割高と批判されますが、伝統的なスイーツもお店は、どこもそれほど高くないので、安心して楽しんで良いと思います。
味は・・・地元・淡水の屋台のほうが少し上かな。でもこの店は展望席があるので、お手軽スイーツを食べながら、景色を楽しめますよ。
さて、日中の観光ならこちらの施設「昇平戯院」もどうぞ。
日本統治時代に、鉱山町の娯楽施設として建てられ、庶民の憩いの場となってきました。
中に入ると、昭和の名画座に迷い込んだかのよう。映像作品が見られる時間もあるようなので、しばし客席に座って当時の気分に浸ってみては?
映写機なども展示されています。
そして、カフェも一日の始まり。午前中はどこのカフェも茶坊も空いているので、のんびり過ごせますよ。
僕のお気に入りは、こちらのカフェ「淂藝洋行」です。
建物は1,2階ともにレトロで可愛い感じ。建物は100年以上前のもので、とても落ち着けます。
で、出された美式咖啡。マグカップが、まさかのくまモン。日本のレトロカフェなら、絶対にやらないであろうこの自由さに、台湾を感じてしまいます。
皆さん、数回に渡ってお届けした九份レポートはいかがでしたか?
確かに、阿妹茶樓の夜景は撮りたいですよね。でも、ここの写真を撮るだけなら、九份に止まって夜9時以降に撮っても同じです。
一晩泊まれば、人混みで疲れることもなく、自分だけの九份を楽しめますよ。
もし「面白そうだなあ」と思ったら、次回の台湾旅では「九份お泊まり」もプランに加えてみてくださいね。