こんにちは、大雄(だーしょん)です。
3月末には、またまた花蓮に行ってきました。知人に会うのが目的でしたが、もちろんそれだけでは終わりません(笑)。
どうしても行きたかったカフェ3軒を1日で全部訪れてしまいました(^_^;)
まず1軒目は、森山舎。アクセスが悪いので、花蓮駅からは珍しくタクシーで向かいます。
こちらは、かつて日本統治時代に林務局だった建物を修復して、カフェに衣替えしたもの。ちょっと変わった古民家に見えますね。
門柱も木造。温かみを感じます。
店内はすでに、たくさんのお客さんで大賑わい。ただし、皆さんとても静かです。
建物のつくりは明らかに日本建築ですが、中はいくつもの扉は壁が取り払われ、広々としていますね。
天井を見ると、当時の名残を感じます。
さて、お目当ての料理です。午前中に到着したので、軽いブランチを注文しました。
お値段は少し高めですが、パンに卵、サラダにスープとボリュームたっぷり。
他にも、おいしそうなメニューがいっぱい。また来たくなる魅力たっぷりのお店でした。
さて、この後で知人に会ってから、2軒目のカフェに向かいます。
こちらは、花蓮の旧市街にある珈琲花"Caffe Fiore"というじゃれたカフェ。こちらも日本家屋をリノベしたカフェなんです。ぱっと見は普通の古民家です。
中に入ると、これまた良い感じ。
窓際の席って、お店のセンスが問われますよね。程よい感じのインテリアに、外の風景がさり気なく飛び込んできます。
2階に上がってみましょう。こちらは、板の間に座布団を敷いて、ゴロンと座るスタイル。日本なら畳の部屋にしたいところですが、台湾では畳は一般的ではなく、高価なため、日本家屋をリノベするとき、どうしても板の間にするケースが増えます。
一般家屋よりも修復費用がかさみがちな日本家屋の修復。どうしても限界が出てきます。まあ、慣れればこの板の間もゆっくり寛げますが。
さあ、コーヒーをいただきましょう。コーヒーの分量は、このくらいのコーヒーカップがちょうど良いですね。
間接照明のセンスも良いです。
この「珈琲花」の向かいにあるのが、僕のお気に入りのカフェ「實季」です。こちらは午前中から営業しているので、朝から行動するときに立ち寄ります。
さあ、3軒目のカフェに向かいましょう。花蓮の旧市街は、あちらこちらに古い建物が残って、まさにタイムスリップ状態。
来るたびに、不思議な気持ちにさせてくれます。
さあ、ラストを飾るのは、何度も訪れようとして叶わなかった、「秋朝珈琲館」です。
こちらは、日本統治時代に、羽鳥重郎医師が開業した児童専門医院「羽鳥医院」だった建物を、カフェとして現代に蘇らせたものです。
こちらは、羽鳥医師の銅像。羽鳥重郎は、後に台湾に渡り、日本統治時代最後の台南市長を務めた羽鳥又男の親戚に当たります。
なかは、大変に雰囲気の良いお洒落なカフェになっていました。ちょっと贅沢な気分になれそうです。
欄間も再現されています。かなり手が込んでいますね。
今日、3杯目のコーヒーにチョコレートケーキ。こちらも、おいしくいただけました。
この秋朝珈琲館に、なぜ今まで訪れられなかったかというと、日曜日が定休日で、土曜日の午後でないとお店の門をくぐることができないからだったんです。
なかなかヘビーな日でしたが、気になるカフェを一気に訪れることができて、大満足の一日でした。
ちなみに、このときの花蓮行きは、なんと日帰りでした。かなりハードなスケジュールでしたが、花蓮に宿泊する余裕がない方も、諦めずに日帰りでも、この街の魅力に触れてください。
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