のぶもん台湾さんぽ

台湾のあちこちに出かけたときの旅日記をつらつらと書いています。マイナーな街の紹介が結構多いです。

花蓮へようこそ〜日本の面影を探して4

こんにちは、だーしょん(大雄)です。

 

実は先週末にもまた、友人と花蓮に行きまして、いろんな情報を仕入れてきました。

 

ですが、ブログの方はまだ1月の報告記が続きます。

 

さて、花蓮で今、一番話題になっているのは、「台湾一美しい」とも評される新しいスタバです。

 

すでに花蓮にもスタバは出店していますが、今回出店された店舗はちょっと度肝を抜かれます。
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ただし、このスタバ新店舗に行くのは少し大変。花蓮の市街地からかなり離れた場所にあるので、徒歩で行くのは無理(^_^;)

 

そこで僕は、敢えて路線バスでこの店を訪れました。利用したのは301番の東華大学行きのローカルバス。本数も少なく、時刻表とにらめっこしなければ乗れない、という難度の高さ。

 

しかも、終点まで往復して戻ってくる約40分の間しか現地に滞在できず(その次は1時間以上あと…)、落ち着いてコーヒーを飲む気にはなれません。
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店の入口まで行ったら、朝10時前なのにすでに長蛇の列(-_-;)
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この新しいスタバは、日本の高名な建築家・隈研吾氏のプロデュースによるものだそうで、コンテナが複雑に積み上がった様は、さながら未来からの使者のよう。
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それだけでなく、スタバの奥には、何とも不思議な形の建物が。これも、自然と共生する未来をイメージした現代建築だそうです。素人には「変な建物!」としか思えませんが、いつの日か、こういう建物が街の標準になる日が来るのかもしれないですね。
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さて、短時間の滞在の後、バスで再び花蓮の旧市街へ行きます。鉄道文化園区にでも行こうと思っていたところ、急に青空市場が見えてきて、その先に大きな市場を発見しました。

 

思わず降車ボタンを押した僕。ここが、花蓮市民の台所(多分)、重慶市場です。
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建物の中はとにかく広い!一般市民には混ざって、観光客の姿も見かけます。
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お肉コーナー。よく分からない形状の肉もたくさん並んでおり、興味をそそられます。
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海に面した花蓮ですから、魚も新鮮。
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そして・・・もちろん、市場の屋台飯も発見しましたよ!この店だけ行列ができていたので、おいしいに違いないと判断。

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で、こちらの控肉飯。お肉がトロトロで、ボリュームもたっぷり。これだけでもやや腹一杯になります。
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が、皆さんこちらの大腸麺線も注文しているようなので、僕も真似して注文。

 

こちらも程よく出汁が効いていて、本当においしいです。阿宗麺線よりもずっとおいしいと思います。
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かくして、朝から重たいグルメを堪能した僕は、再び日本時代の面影を探しに行きます。

 

そして訪れたのが、こちらの建物。
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ここは「黒金通」というカフェレストラン。かつては日本統治時代に、花蓮の開発に大きな功績を残した賀田組のオフィスとして建てられたビルが、様々な変遷を経た後、今に至るまで当時の雰囲気を残しています。

 

花蓮新駅ができるまでは、ここが花蓮港駅の正面でしたから、往時の反映はすごいものだったでしょうね。「全ての始まり」と豪語するのもある意味頷けます。
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店内は落ち着いた感じで、とてもおしゃれ。
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二階の窓際席からは、旧駅広場の往来を眺めることができます。
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日本統治時代の写真も飾られていましたよ。
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料理は和食(風)が中心で少しお高めでしたが、おいしそうだったので、次回訪れたら食事も楽しんでみようと思います。

 

花蓮の市街地には、このような日本時代の建物がところどころに残っています。

 

さあ、休憩を終えたら、再び日本探しの散歩に出かけましょう。