こんにちは、大雄(だーしょん)です。
2月の旅。花蓮のカフェですっかり寛いでしまいました。
さあ、もう少し町をぶらついてみましょう。
文創園区を少し散歩したあと、3人で行ってみよう、ということになったのは「松園別館」。
松園別館は、すでにご存知の方も多いかもしれませんが、1942年に「花蓮港陸軍兵事部」事務所として開設されました。
当時は、将校・士官の宿泊所として使われていました。
もう夕暮れ時に訪れたので、お客さんも少なく、建物は静かに佇んでいました。2階に上がる階段からの眺めがいいんです。
いつも昼時に訪れていたので、夕暮れの幻想的な松園別館の落ち着いた風情は新鮮に感じました。
どのアングルで撮っても、心に沁みてきます。
そしてこちらは、小木屋と呼ばれる建物で、かつては軍官の集会所だったそうです。
松園別館で見逃せないのは、こちらの防空壕です。
階段を降りると、20人くらいは収容できそうな空間が。
特攻隊に関する説明などもあり、とてもふざけた気分で見ることなどできませんが、よく見ると兵士の人形がピースサイン(胸にはハート!)。
まるで、未来への願いを込めたかのような展示ですね。
丘の向こうには太平洋。今はただ、穏やかな風景を我々に見せてくれるだけです。
それにしても、歴史への思いがが込められた施設は、訪れる時間によって受ける印象もかなり変わりますね。
これからも何度も訪れて、昔や今や未来に思いを馳せていきたいです。
さあ、とうとう夜になりました。実は2月はランタン祭りの季節。花蓮でも小規模ながら、ランタン祭りが開かれていました。
今年の干支、ブタさん(台湾では亥ではなく豚なんです)。
会場は、台湾有数の規模を誇る夜市(東大門夜市)の隣です。という訳で、夜市にも足を運んでみました。
この夜市の面白いところは、原住民料理のお店が多いこと。人気のある店は、行列ができています。
で、注文した料理はこちら。なかなかワイルドですね。
大きなエビの塩焼きも。おいしい〜(^^♪
もう一軒!
山の幸が続々出てきます。まずは山蘇。独特のヌメリがおいしいです。
次に、(多分)水蓮菜。このシャキシャキ感がgood!
イノシシ肉もおいしいです。
一人で行くと食べきれないので、数人で行くのがオススメです。一人なら串物あたりが無難です。
いろんな花蓮の側面を渡り歩いてみましたが、何回来ても面白いですね。
さて次回は、翌日の郊外へのお出かけの様子です。