のぶもん台湾さんぽ

台湾のあちこちに出かけたときの旅日記をつらつらと書いています。マイナーな街の紹介が結構多いです。

花蓮日記・2月編〜松園別館の夕暮れ

こんにちは、大雄(だーしょん)です。

 

2月の旅。花蓮のカフェですっかり寛いでしまいました。

 

さあ、もう少し町をぶらついてみましょう。

 

文創園区を少し散歩したあと、3人で行ってみよう、ということになったのは「松園別館」。

 

松園別館は、すでにご存知の方も多いかもしれませんが、1942年に「花蓮港陸軍兵事部」事務所として開設されました。

 

当時は、将校・士官の宿泊所として使われていました。

 

もう夕暮れ時に訪れたので、お客さんも少なく、建物は静かに佇んでいました。2階に上がる階段からの眺めがいいんです。f:id:funstudy-taiwan:20190625172553j:image

いつも昼時に訪れていたので、夕暮れの幻想的な松園別館の落ち着いた風情は新鮮に感じました。
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どのアングルで撮っても、心に沁みてきます。
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そしてこちらは、小木屋と呼ばれる建物で、かつては軍官の集会所だったそうです。
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松園別館で見逃せないのは、こちらの防空壕です。
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階段を降りると、20人くらいは収容できそうな空間が。
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特攻隊に関する説明などもあり、とてもふざけた気分で見ることなどできませんが、よく見ると兵士の人形がピースサイン(胸にはハート!)。

 

まるで、未来への願いを込めたかのような展示ですね。
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丘の向こうには太平洋。今はただ、穏やかな風景を我々に見せてくれるだけです。

 

それにしても、歴史への思いがが込められた施設は、訪れる時間によって受ける印象もかなり変わりますね。

 

これからも何度も訪れて、昔や今や未来に思いを馳せていきたいです。
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さあ、とうとう夜になりました。実は2月はランタン祭りの季節。花蓮でも小規模ながら、ランタン祭りが開かれていました。
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今年の干支、ブタさん(台湾では亥ではなく豚なんです)。
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会場は、台湾有数の規模を誇る夜市(東大門夜市)の隣です。という訳で、夜市にも足を運んでみました。

 

この夜市の面白いところは、原住民料理のお店が多いこと。人気のある店は、行列ができています。
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で、注文した料理はこちら。なかなかワイルドですね。
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大きなエビの塩焼きも。おいしい〜(^^♪
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もう一軒!
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山の幸が続々出てきます。まずは山蘇。独特のヌメリがおいしいです。
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次に、(多分)水蓮菜。このシャキシャキ感がgood!
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イノシシ肉もおいしいです。
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一人で行くと食べきれないので、数人で行くのがオススメです。一人なら串物あたりが無難です。

 

いろんな花蓮の側面を渡り歩いてみましたが、何回来ても面白いですね。

 

さて次回は、翌日の郊外へのお出かけの様子です。