こんにちは、だーしょん(大雄)です。
日本ではほとんど無名の五溝水さんぽ。でも、やっぱりいろんな発見に巡り会えるんです。
まずは、そろそろお腹が空いてきました。この村にも、超ローカルな食堂があるんです。それがここ、阿英小吃。壁の絵がかわいいというか、何というか…(^_^;)
中は・・・暗いです(^_^;)
曇り空ということもありますが、台湾でも昔の住居や店舗は、だいたいこんな感じて暗いです。
そして、出てきました!客家料理の粄條と小菜として豆干など。地味な料理ばかりですが、これがどれもおいしいんです。村のおばちゃんたちのお手製料理。どこかのお宅にお邪魔してお昼をいただく感じです。
入口の調理場(?)。ここで、様々な麺料理が生み出されていきます。
そして店内に貼られているお手製の観光地図。こういうのって、見ているだけでウキウキしてきますよね。さすがにこの村にはパンフレットがないので、ここに立ち寄って、散歩計画を練るのも良いかもしれません。
食事を終え、公共のトイレに行こうとして小さな路地を抜けたら・・・またまた客家式の住居が。
住居の脇を見ると、歴代の当主の一覧が誇らしげに掲げられていました。屋敷がはてに目派手立つことよりも、学歴や名をなすことの方が重視されている感じがします。
お次は、和與黟房という名の棟続きの長屋。かなり古い煉瓦づくりの建物です。
ちゃんと説明書きが作成されており、清代以来の長い歴史があると記されています。
小さいながらと、ちゃんとした騎樓があり、雨宿りもできますね。
そして、五溝水のもう一つの見どころ、にやって来ました。こちらは、客家人のお宅ですが、日本統治時代に建設されたので、当時流行したバロック様式を取り入れた作りになっています。長い年月を経て、清代の客家建築に負けず劣らず、風格を感じさせます。
屋上に上ってみたいと思うのは、僕だけではないはず(^_^;)
どうでしたか?台湾各地の老街に負けない魅力を持つ集落でしたよね?
今では台湾のどこでも見かけるただの小さな村になってしまった五溝水。でも、その歴史はかなり古く、小さな村の中に素適な遺跡がたくさん残っています。しかも、日本統治時代の面影もそこかしこに残っているんですね。
交通アクセスが悪いのが本当につらいのですが、レンタカーを借りてでも来てもらいたい場所です。
そうか、こういう不便な場所をじっくり巡るツアーを企画しようかな。