こんにちは、のぶもんです。
南庄の吊橋を渡った僕は、対岸の老街へ行きます。・・・あれ、今も、老街にいたのでは?
実は、対岸にも小規模ながら老街の形をなしている通りがあるんです。では、そちらの様子を見てみましょう。

この老街は南江老街といい、かつてこの地で炭鉱が栄えたときはかなり賑わいを見せたようです。今は、訪れる人も少なく、ひっそりした通りになっていますね。

こちらの説明板によると、最盛期には南庄老街よりも賑わっていたとか。こういう知られざる歴史を発見すると、とても楽しくなります。

通りに面した建物は、古いものがまだ多く、写真だけ見たら何十年前なんだろうと思ってしまいそうです。

いわゆる「騎樓」もしっかりしています。普通の農村地帯では騎樓はほとんど見かけないので、この一帯がかつて商業的機能を持っていたことを示していると思います。

内部が取り壊されてしまった区画。都市部なら、UFOキャッチャーが入居してしまいそうな空間ですが、ここでは壁アートに囲まれた空間に生まれ変わっています。これは、廃墟をとうするかにおいて参考になるやり方ですね。

南庄の中心部に戻ってきました。ここに公設市場があるのですが、昼過ぎになっても人々でごった返しています。
午前中は朝市がメインですが、昼頃から数多くの食事屋台がメインになります。この日も賑わっていましたよ。

南庄には、もう一つの老街があります。それが「十三間老街」。かつて通りが栄えていたとき、13軒もの家が建ち並んでいたところからこの名前がつきました。
しかし、同じ町に3つも老街があるなんて、さすがの台湾でも聞いたことがありません。全盛期の南庄もすごく見てみたくなりました。

今では、老街沿いに個性的なお店がポツポツと並んでいます。こちらは、豬血湯の専門店。おどろおどろしいネーミングで日本人から引かれがちなメニューですが、案外お客さんが入っていました。

なぜか猫ちゃんが集うエリアまであります。定期的に餌をやる人がいるのかな?

そしたら、実際に何匹も猫ちゃんがいました。警戒心が強い猫もいれば、すぐに人に近づく猫もいましたよ。

その先のお店は、少し分かりにくいですがカフェや雑貨の店です。ここでほ、店先で大きな鉄鍋を使ってコーヒー豆を炒っていました。これは、立ち寄らずにいられません!

こちらは「十三間手作農坊」というお店で、コーヒー以外にもこの地の様々な商品が販売されています。まずは、何はともあれコーヒーを。
そしたら、ありました!台湾コーヒーが。1杯200元と高いのですが、ここは奮発して飲むしかありませんね。サイフォンで丁寧に淹れて頂きます。

コーヒーカップに入れられた適量のコーヒー。風味豊かで、心が落ち着きますね。

ところがこれで終わりませんでした。隣のカップルが頼んだ愛玉が、非常にきれいでおいしそうだったので、ついついこちらも注文。
これが並の愛玉とは違い、レモンの酸味と蜂蜜の甘みがかなり効いて、程よい甘酸っぱさを満喫できました。
お金をたくさん使ってしまいましたが、まあ、地方の老街を探索するときは、ある程度の出費は仕方ないですね(^_^;)

【店舗情報】
「十三間手作農坊」
住所:苗栗縣南庄鄉中山路67號
営業時間:10:00~18:00(火曜定休)
※金土日は~20:00
この通りには、他にも小吃やバーもあるようです。南庄に泊まったことがないので、夜遅い時間の様子はわからないのですが、どんなお客さんが集うのか、ちょっと興味深いです。

十三間老街も、かつて盛んだった炭鉱に関するレリーフがはめ込まれていたりして、それとなく歴史を学ぶこともできます。

小さな街なのに、いろんな顔を持つ南庄。次回は、老街の本丸に入り込みます。