新年明けましておめでとうございます、のぶもんです。
激動の2020年が終わり、2021年へ突入しましたね。
さて、日ごろ台湾の各地に出かけたり、今住んでいる街・淡水の様子をお伝えしたりしていますが、ここで改めて「台湾街歩き」の魅力をまとめてみたいと思います。
【1】「懐かしい町並みに簡単に出会える」
台北にも古い町並みが残るエリアはまだまだありますが、地方の街に行くと、比較的簡単に街並みの美を堪能できます。
近くで言えば、台北のお隣・新北市にある新莊という町。大変歴史のある町で、今でも懐かしさを感じさせる街並みが残っています。
こんな素敵な細い路地がたくさん残っており、そのうち3本は観光スポットになっています。
こちらは、桃園市にある大溪老街。バロック様式の煉瓦造りの街並みが非常に美しい老街です。
この煉瓦造りのアーケードのような建築物は「騎樓」といいます。老街の中には、このような昔ながらの騎樓を残しているところも多く、レトロを感じるだけでなく、雨や暑さから身を守ってくれる心強い助っ人になります。
台湾に残る日本家屋を見学するのも楽しいです。これは、宜蘭縣の頭城にある日本統治時代の校長宿舎。今は、頭城にゆかりのある台湾人作家の資料館になっています。
中は純和風。畳の部屋が日本を思い起こさせます。
【2】安くておいしいものに出会える
台湾と言えば美食の国ですよね。もちろん、台北の中心部にある高級レストランに行けば、おいしくて豪華な料理が食べられます。でも、そんなところに行かなくても、おいしいものに簡単に出会えるのが台湾の魅力。
街歩きをしていて、良さげな店にふらっと入ってみたらとてもおいしかった、という感じの出会いも少なくありません。
こちらは、新莊老街にある屋台街。地元の人で賑わっているお店は、だいたいおいしい店だと思って良いでしょう。
これは、大溪老街で見かけた豆干の食堂。大溪という町は、老街だけでなく、豆干でも有名なんです。
写真の「豆干総合セット」は、一人分には多すぎでした(笑)。多くの豆干食堂では単品注文ができるのでご安心ください。
これは、基隆駅の近くにある廟口夜市で食べられる「螃蟹羹」というカニとろみスープ。寒い時期には温まる一品です。珍しい料理ですが、70元で食べられますよ。
【3】おしゃれカフェが1軒は必ずある
さて、このブログを読んだことのある方は、僕が物凄いカフェ好きだとご存知でしょう。
街歩きの楽しみは、その街に溶け込んだカフェでゆったりした時間を過ごせることにもあります。
例えば、僕の地元・淡水では、観光客が多く訪れるエリアでも、素敵なカフェが何軒もあります。
こちらは、僕のお気に入りのカフェ・光光豆子。いぶし銀のダンディな老闆がおいしいコーヒーを淹れてくれます。
そして、特製カボチャチーズケーキがまた格別のおいしさ。ハンドメイドで質の高いスイーツを作っているカフェも増えました。
こちらは、台北郊外にありながら、まだまだ知名度が低い坪林老街にある「坪感覺」というカフェ。
お茶どころのカフェらしく、スイーツに抹茶ムースがありました。素朴なカフェから、気合いの入ったおしゃれなカフェまで、選択肢も増えてきました。
【4】公共交通機関だけで行ける
日本人が自力で台湾を旅行しようとすると、ネックになるのがアクセス。でも、台湾では在来線の台湾鉄道や路線バスで行ける町がたくさんあるんです。
最近では台鉄も路線バスもアプリが発達して、路線検索や時刻および接近チェックがしやすくなりました。アプリで確認しながらギリギリまでカフェで休むこともできますね。
【5】地元の人と交流しやすい
僕が紹介する街は、必ずしも観光地ではありません。
台湾にもシャイな人、愛想がない人などもいるにはいるのですが、僕らが街歩きで触れ合う可能性がある人(カフェや小吃の人、商店の売り子さん、市場のおばちゃん、観光施設の職員さんなど)は比較的フレンドリーな人が多いです。
もちろん、中国語がある程度話せたほうが良いのですが、そうでなくとも英語やボディランゲージを駆使して伝えようとしたら、割と親切にしてもらえることもあります。
よほどの観光地でなければ、日本人にあまり会ったことがない人も多く、珍しがられ、喜ばれることも少なくありません。
【まとめ】台湾街歩きと個人旅行の親和性は高い
このように、団体ツアーの引率がない個人旅行を台湾で楽しむなら、街歩きを入れておくと非常に楽しめるということが分かると思います。
ハプニングもあるかもしれませんが、それもまた旅の醍醐味。そこでの偶然の出会いから友達ができたりもします。
次の台湾旅行までは、まだ少し時間があることでしょう。だからこそ、次の台湾旅行では、街歩きも楽しんで頂けるように、いろいろ調べてもらうと良いかと思います。
自分だけのオリジナル台湾旅をしてみませんか?