のぶもん台湾さんぽ

台湾のあちこちに出かけたときの旅日記をつらつらと書いています。マイナーな街の紹介が結構多いです。

鹿港さんぽpart1〜清代から繁栄した古都の魅力を満喫する・前夜編

こんにちは、のぶもんです。

 

昨年4月の清明節の連休には鹿港を訪れていました。鹿港と言えば昔から「一府(台南安平)二鹿(鹿港)三艋舺(台北萬華)」と呼ばれたほど栄えた歴史を持つ古都です。

 

日帰りで訪れることが多いこの街に、今回は泊まりがけで行ってみました。まずは初日夜の様子からお届けします。

 

高鐡台中駅からバスで約1時間。すっかり暗くなってから、鹿港の街に到着しました。

 

鹿港はめぼしい宿泊施設が非常に少なく、泊まりで行こうという人が非常に少ないです。その中でも、少しずつゲストハウスなどが増えて、鹿港の泊まり旅の環境は徐々に改善されつつあります。今回僕が泊まったのは、鹿港老街のど真ん中にあるゲストハウス「小艾人文工坊背包客棧」です。築数十年の古い建物を改造してゲストハウスとして活用しています。

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建物の中に入ると、こんな感じのロビーがあります。古めかしい感じはしますが、何だかワクワクしてくる雰囲気です。
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早速、街へ繰り出しましょう。といっても、夜は観光客が激減するので、決して多いとは言えない宿泊客や里帰り客が家族連れでのんびり歩くのを見かけるだけです。
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食堂が開いているか不安だったのですが、ポツポツ開いている店もありました。こちらは「店小二」という肉包店です。かろうじて、肉包をゲット。
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鹿港を代表する廟・鹿港天后宮。昼間はいつも人が絶えない廟ですが、さすがに夜になると静かで落ち着いていますね。
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鹿港観光のメインストリート。こちらも、夜になるとのんびりムード。派手な感じがなくて、そぞろ歩きが楽しいです。
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先程の肉包を食べます。おお、なかなか行けますよ。
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こんな店もありました。「小松」という丼ものの食堂です。おいしそうなので入りたかったのですが、たびさきではどうしてもローカルフードが優先になり、タイミングが合わないと日式料理には手が出ません。とりあえず、チェックだけ入れておいて、再訪の機会を待ちます。
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そう、この後に豆花も控えていたので、丼料理を諦めていたのでした。。。ということで、「冷凍豆花大王」に入ります。(ここの店名もかなりストレートな感じですね)
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かき氷乗せ豆花を頂きました。素朴な味わいでホッと一息つきます。
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さて、ゲストハウスに戻ったら、オーナーさんが「時間があって、興味のある人は、自分が関わっているバーに一緒に行きませんか?」と話を持ちかけて来ました。面白そう!こんな誘いに乗らない手はありません。

 

他2人の台湾人も交えて、総勢4人でバーへと向かいます。
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やって来たのは、「北頭娯椿共同實驗空間」というちょっと硬い感じの名前を持つスポットです。中に入るとかなり広い空間で、特定の時代を超えた古さが心地よく感じられます。
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こちらは、僕が訪れた時まだオープンしたばかりだったのですが、何種類かのカクテルがメニューにあり、他の台湾人たちとそれぞれ気になるカクテルを頼みました。
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という訳でメニュー。ネーミングにもこだわりがあって面白かったですね。
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という訳で、みんなでかんぱーい!鹿港では、若者たちが街を活性化させる活動をさまざまに展開しているようです。ここのようなバーも何軒かあるようで、宿さえ確保すれば、ぜひ鹿港で一夜を過ごしてみてほしいです。
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いきなりの展開にワクワクしたもう僕。翌日は朝からできる限りこの街を見て回ろうと思います。

「北頭娯椿共同實驗空間」
住所:彰化縣鹿港鎮郭厝巷32-1號
営業時間:19:00~24:00(詳細はFBにて確認のこと)