のぶもん台湾さんぽ

台湾のあちこちに出かけたときの旅日記をつらつらと書いています。マイナーな街の紹介が結構多いです。

台中さんぽ1・台中でいろいろな台湾に出会う〜東南アジアの香り、そしてまさかのかき氷大会!

こんにちは、のぶもんです。

 

今回から、台中レポートがスタートです。コロナ前には、人気急上昇中だった台中。この街の様々な魅力と面白い体験についてレポートしていきます。

 

さて、台北から自強號に乗って2時間。台鉄台中駅に着きました。台中へ行くのには、高鐵で行くのが圧倒的に速いのですが、今回の宿は台鉄台中駅の近く。

 

実は、高鐵の台中駅は台中の郊外にあり、台鉄台中駅へは各駅停車で10分くらいかかります。しかも、20~30分に1本しか列車がないので、宿が台鉄台中駅付近なら、台鉄で行ってもそこまで所要時間に差が出ません。(しかも料金は安め)

 

台鉄の駅も今では巨大な最新の駅舎に。できた当時は工事中の場所ばかりで、かなり不便でしたが、工事が進むに連れ、だんだん使いやすくなってきました。


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そして、こちらが旧台中駅駅舎。新駅舎ができたときも、旧駅舎は取り壊されずに保存されました。現在は内部を見学できないのですが、いずれ何かの形で公開されるでしょう。


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台中駅前と言えば、宮原眼科。台中で日本人に最も人気のあるお店ですね。夜になると流石にお店も空いてきますが、それでもお客さんが絶えることがありません。

 

商品がどれもとても高いので、もう個々では買い物をしなくなりましたが(笑)、この店は、台中駅エリア復活の立役者。

 

市街地が西に移動して、駅前が寂れて雰囲気が悪くなっていったのですが、宮原眼科に立ち寄る観光客が増えてきてから、街が徐々に明るくなっていきました。


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駅前を流れる緑川。この辺りも、河川改修で快適に散歩できる場所になりました。


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さて、ゲストハウスにチェックインした後は、夕食を食べに行きましょう。

 

この駅前地区は、東南アジアの食堂や雑貨・衣料品店などが立ち並び、台湾の中でも異国感が強い場所になっています。

 

東南アジアから労働者として台湾にやってきた人々。彼らの憩いの場は、たいてい鉄道駅前の一角になっていて、週末になるとたくさんの東南アジア系の人たちで賑わいます。

 

台湾の地方都市では、どこでもこのような光景を見かけます。これもまた、今の台湾を構成する要素の一つになっていると思います。

 

 

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この日は、インドネシア料理の小吃に入ってみました。

 

台湾の自助餐に似ていますが、こちらの方がスパイシーなおかずが多いようです。


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いくつかおかずを決めて、チキンプレートの出来上がり。インドネシアはイスラム教の国なので、基本的に豚肉は食べません。そのため、チキン料理がかなり発達していて、僕も現地ではお世話になりました。

 

台湾に来れば、普通は台湾オリジナルの料理をできるだけ食べたくなるでしょうが、現地に住んでいると、たまに異国の料理も食べたくなります。

 

コロナで東南アジアの国へも行けない今年は、こんなふうにときどき東南アジアの雰囲気を楽しんで、気持ちを紛らわせています。


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さて、ゲストハウスに帰ったら、「かき氷大会をやるから、共同スペースまで来い」とのお誘いを受けました。これは面白そうです!


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行ってみると、グループ旅行で泊まっている子どもたちが、かき氷の作り方を教わっていました。子どもにとっては、こういう活動は楽しいでしょうね!


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僕も混ぜていただき、自力でかき氷を作りました。トッピングが南国っぽくカラフルで、我ながら満足。

 

その後、トッピングが余ったため、何杯もかき氷を作っては食べさせられたのは、さすがに参りました(^_^;)


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かくして、台中に着いて早々、いろんな体験をさせてもらいました。のんびりする暇もなく眠りについたのですが、こういうのもまた旅の楽しさですよね。

 

【宿泊情報】

「背包41青年旅館・台中館」

住所:台中市中區繼光街59號

交通:台鉄台中駅から徒歩5分

 

1日目終わり〜2日目に続く