こんにちは、のぶもんです。
今回は、比較的有名なのに素通りされがちな町「瑞芳」を訪れてみたいと思います。
この地名を知っている人は、実は多いと思います。というのも、瑞芳は超有名観光地の九份や十分、猫村がある猴硐への玄関口だからです。
なので、「瑞芳で乗り換えて・・・」といあうフレーズは結構知られていると思います。
ですが、そんな乗換駅扱いの瑞芳にも、歩いていて楽しい場所が結構あるんです！
こちらが、瑞芳にバスで行ったときの玄関口。鉄道駅から少し離れているので気をつけてください。
鉄道駅まで戻ったら、正面横の地下通路へ。こちらを通って、後站(駅の裏口)に移動します。
地下道の壁にはたくさんの写真が展示されています。それらの多くは、かつての瑞芳の街や、かつてこの地で盛んだった炭鉱の様子を捉えたものが多いですね。
壁アートも楽しいけど、このような歴史を教えてくれる展示がたくさんあるのもなかなか良いのではないかと思います。
「瑞芳老街往き」と書かれています。
そして、後站に到着しました。
正面駅舎に比べると小さくて可愛らしいです。そしてなんと、石灯籠があります！
駅前の小さな通り。可愛らしい絵ですね。
正面駅の方は新しい店やチェーン店もたくさんありますが、裏側は昔の様子が保たれている感じです。
駅前通りの食堂もレトロ。九份の店に負けない、素敵な方な雰囲気です。
少し横の道に入ると、こんな古民家が。しかも隣は、かなり渋い感じのカフェのようです。
実はこの建物、瑞芳旅社といい、かつて瑞芳が石炭の集積地として栄えたころは、現役の旅館だったようです。
リノベして営業を再開したら、泊まってみたいな(^^♪
かつて瑞芳からは、九份まで軽便鉄道が走っていました。今でも裏通りに、当時の軌道跡が残され生活道路として、今でも活躍しています。
大きな通りに出ると、バロック様式のレトロな建物群が見えてきました。
その中心にある建物が「義方商行」。当時、台湾三大炭鉱会社と呼ばれた会社です。1930年に建てられ、今も当時の様子を偲ぶことができます。
瑞芳はかつては石炭産業で栄えたので、この会社はさぞかし隆盛を誇ったことでしょう。
正面の構えも大変に渋いですね。今は、後継会社の事務所になっており、普段は中に入ることはできません。
僕がこの老街に来ると、必ず立ち寄る店があります。それが、「鶏郎隊・瑞芳老街店」です。
雞排がとてもおいしくて、1つ75元でお腹いっぱいになれます。しかも、塩加減がちょうど良くて、食べだしたら止まりません(笑)。
基隆とここにしかない店なので、機会があったら試してみてくださいね。
鶏郎隊・瑞芳老街店
新北市瑞芳區逢甲路224號
さて、日も暮れて、すっかり暗くなってきました。夕飯をしっかり食べたいなら、正面駅舎からまっすぐ前に歩いて行きましょう。
沿道にはたくさんの屋台が並んでおり、安くて品揃えも豊富です。
こちらが一番人気の「龍鳳腿」。
この鶏肉つみれが絶品なんです！
そして、本丸の美食廣場に到着です。
建物に入ると、たくさんの屋台の数々。食事のメニューはバラエティに富んでいて、どれを食べようか目移りしてしまいます。
いろいろ考えた結果、カンで牛肉麺のお店にしました。お肉ゴロゴロ、スープはやや濃い目で、ガッツリ食べた感を得られます。
せっかく来たのだから、もう一軒(笑)
こちらでは、麺や豚の嘴肉などを頂きました。これでお腹は完全に満ち足りました。
そして、時間に余裕があったので、駅前のカフェでひと仕事。道路を挟んで向こう側にもありますが、少し落ち着いた感じが良ければ、こちらのカフェの方がオススメです。
店内もいい感じですね。
瑞芳老窩咖啡
新北市瑞芳區明燈路三段100號
いかがでしたか？ただ乗り換えのためだけに来るのは、もったいないと思いませんか？
1~2時間程度で十分回れるので、是非一度ゆっくり立ち寄ってみてください。
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