こんにちは、のぶもんです。
桃園市三坑で刺激的な時を過ごしたあと、一行は台北に戻り、松山文創園区の特別展会場へと急ぎます。
松山文創園区とは、かつて日本統治時代からのたばこ工場跡地を、一大アート・イベントスペースに生まれ変わらせた場所。
その一角のブースで、客家とお茶のつながりが学べる(というか楽しめる)企画展が開催されました。
その名は「茶遇ー天光行山」。
会場に入ると、そこは昔ながらの客家文化の雰囲気はなく、まるで未来の異空間にでも来たかのよう。
客家文化においては「奉茶」という考え方があるのだそうです。これは、道行く旅人にも、一杯のお茶でもてなす、というもの。
おもてなし文化は、日本の専売特許ではなかったんですね。
館内は、光を効果的に使った不思議な感じ。外の喧騒を忘れてしまいます。
このプールバーみたいなテーブルでは、コップがテーブルに触れると、デジタルの花が咲く、という仕掛け。本物ではないと分かっていても、とても癒やされます。
こんな感じ。ホントきれいです。
いずれ、youtubeで動画をアップしますね。(詳しくは「のぶもんTV台湾」を見てね)
会場でレクチャーをしてくださったのは、范赫鑠(Fan Frankie)さん。とてもダンディなアーティストさんで、話すときの一つ一つの仕草も格好いいです。
そして見てください、この空間。未来のようなレトロのような、不思議な雰囲気が楽しめました。曲線が多用されていて、気持ちが緩やかにほぐれていきます。
随所にお茶が用意されています。まるで、遠来の客や旅人をもてなすように。このお茶がすでにおいしい😊
次の空間には、円形のステージがあり、踊りが披露される時間帯もあるとか。こちらも見てみたかったなあ。
最後の部屋は、めくるめく映像絵巻を楽しめます。
スクリーンには、客家の文化・暮らし、それを取り巻く自然などが描かれ、自分も客家の村に本当にいるような気分になれます。
派手じゃないけど、色合いの変化も素敵だし、ドラマチックな展開に見入ってしまいます。
ずっと見ていたい気持ちにさせられました。
客家の文化とおもてなしのゆるやかであたたかい関係が自然と感じられる、素敵な展覧会でしたね。
総統列席の開幕式からはじまり、あまりにも内容の濃い一日。このメディアツアーは、翌日も続きます。
明日はどんな出会いが待っているのか、とても楽しみです。
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