のぶもん台湾さんぽ

台湾のあちこちに出かけたときの旅日記をつらつらと書いています。マイナーな街の紹介が結構多いです。

ロマンチック台三線レポ・4〜苗栗の山奥に隠れ家的アート出現

こんにちは、のぶもんです。

 

台三線メディアツアー2日目。眠い目をこすりながら朝8時に台北駅に集合して、バスに乗り込みます。

 

今日の第一目的地は苗栗縣大湖。イチゴの産地として有名ですが、実は客家の町でもあります。ただし、今日の会場は、大湖から更に山間部に入った地域。

 

携帯の電波も届かない山奥で、隠れるように素敵なアート作品が点在しているんです。さらに、清朝時代の開発の名残まで見られるということで、今日もテンションMAXです!

 

会場となる大湖鄉の山あいの地区は、美しい自然が残る静かな山里。観光地らしい施設はゼロです!

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最初に訪れるのは、清代に作られた小さな水路。山奥で水利の悪い地域で農業を行うには、水路の建設が不可欠。

 

途中には小さなトンネルまで掘られていて(あ、写真がない。ごめんなさい…)、ちょっとした冒険気分を味わえます。f:id:funstudy-taiwan:20191107170304j:image

いきなり先人の労苦を学んだ後は、付近の作品を見学します。まずはこちら。f:id:funstudy-taiwan:20191107170334j:image

何だか皆さん、寝転がって気持ち良さそう。こちらは、という作品で、実際に作品の中に入って横になり、空を眺めることができるんです。芸術作品なのに、そんなことしちゃっていいのかな??

 

次は、玉ねぎみたいな形の空間作品。こちらも中に入れます。中に入ると、何だか気分が落ち着いて、気持ちがどんどんリラックスしてきます。

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3つ目はこちら。屋根にプロペラみたいなものがついた東屋です。f:id:funstudy-taiwan:20191107170535j:image

これらの作品は、不思議なことに、周囲の自然うまく溶け込んでいるので、違和感なく鑑賞できます。作品というよりも、体験型アアート空間という印象ですね。子どもでも安心して楽しめるので、アートに気軽に触れるきっかけになりそうです。

 

そして最後に着いた場所には「枯山水?」と思ってしまうように、竹林に白い石が敷き詰められています。これは水路を表しているのだとか。

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ここでは突然、焼き物教室が始まります。まと言っても、それほど難しいものではなく、型を使って小さな魚の焼き物を作るというもの。
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ペンのキャップで鱗のデザインを彫ったりして、・・・大湖を離れるまでに焼き上がりました!
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で、お待ちかねの(結局ここですね)ランチタイム。大きめのボックスを開けてみると・・・
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す、すごい!地元のおばちゃんたちが作ってくれた「客家伝統料理のお弁当」。素朴でどのおかずもおいしいし、腹持ちも大変良いです。(食いしん坊でも大満足)
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ふと、「この弁当は、日本人に絶対売れる!」と思ってしまいました。味付けも日本人向けだし、こういうアクティビティで提供するのには便利だと思います。なかなか豪華なので、それなりの値段をとっても良いでしょうし。

 

残念なことに、この弁当はプレス用の特注品とのこと。でも、客家の伝統料理の良さを参加者全員が十分感じたと思うので、これからの商品展開に期待したいですね!

 

やっと日曜の前半部分が終了。このあとは、新竹縣の北埔に向かいます。

 

 

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