こんにちは、だーしょん(大雄)です。
苗栗の山奥にある清安豆腐老街に到着した僕は、老街の散策に出発しました。
清安は、泰安郷という山奥の地区にある集落の一つ。とても小さな老街で、10分も歩けば歩き終わってしまいます。川沿いの谷に這うように集落があります。
中心部はこんな感じ。まだ午前中ということもあり、人通りも少ないですね。
通りにはこんなレトロな商店が何軒もあります。台湾人にとっても懐かしく感じられることでしょう。
老街の端まで来ました。すでに屋台がたくさん立ち、観光客も訪れ始めていました。
ここの屋台街、なかなか個性的です。まずは、こちらの香腸(台湾ソーセージ)大量焼き機。さすがの食いしん坊の僕も、こんなには食べきれません(笑)。竹筒飯も見えますね。
こちらは、台北界隈ではまず見かけないお土産たち。菊のお茶なのでしょうか?(それはそれで興味が湧きますが、自宅にお茶の在庫がありすぎて、今回は見送り。
見てください!この大鍋。おいしそうです。
そしてやってきたのは、「臭豆腐」のお店!!あの日本人に不人気の臭豆腐です(^_^;)
この店は、店内が広く、リバーサイドの座席もあります(ちなみに川の景色は大したことない…)。
店内広いっ!ランチ時にはここが満員になって臭豆腐だらけ…(^_^;)
ところがです。出てきた臭豆腐は、なんと真っ黒!これ、中国江西省で食べたのにすごく似てます。向こうで食べた長沙臭豆腐とつながりがあるかも知れませんね。
で、実際のお味は・・・ん??クセがなくて(笑)なかなかおいしいではありませんか!これでお一人さま50元。ちょっとしたおやつ感覚で食べられます。
この清安という町は、黒皮臭豆腐だけでなく、石板豆腐なるものも有名なようです。石板ポークとか石板チキンとか、いわゆる石焼き系の料理は台湾にもあるのですが、これは珍しいです。
先程の店では提供されていないので、別の店へ。
で、出てきたのはこんな豆腐です。確かに石焼きされた感じですが、案外柔らかさも残っていて、こちらは日本人でも楽しく食べられます。
とうでしたか?人口わずか1,100人の小さな村・清安。客家文化と泰雅族文化が複雑に混ざりあった魅力的な土地なのですが、実は交通が不便な割には観光客の数はそれなりにいるようです。お昼時には、かなり混雑していました。
正直、車でないと来づらいスポットなのですが、苦労してでも来る価値のある村だと思います。
ここからは、次の目的地に自治体運営バスで移動。これが10分以上遅れてきて、実はかなりビビっていました。さあ、大湖に向かいましょう。