のぶもん台湾さんぽ

台湾のあちこちに出かけたときの旅日記をつらつらと書いています。マイナーな街の紹介が結構多いです。

台湾さんぽ66〜關西もカフェ激戦区になる?!

こんにちは、のぶもんです。

 

關西さんぽのメインスポットは、やはり老街です。この街も、少しずつ変化を遂げているようです。


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老街に入ると、次々と騎樓が現れます。あまり手が入っていない騎樓も多く、レトロな雰囲気を一層盛り上げています。


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まだ住人が実際に住んでいる棟、新しくショップ等が入った棟も多く、静かながら荒れた雰囲気のない心地よい空間が作られています。


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各店が扱う商品はそれぞれ違うようですが、現役のお店として生きている雰囲気が感じられます。こちらは「石店子69有機書店」。店内も良い感じで、ふらっと立ち寄りたいお店ですね。


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こちらは隣の洋品店「大自在工作室」。天然素材の染め物などを売っているようです。


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そして、目的地のカフェ「Dream Theater 52

」に到着です。とても渋い雰囲気のお店ですね。


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中に入ると、古いけれど少しアメリカンな感じの店内で落ち着けます。オーナーさんはアーティストでしょうか、作品もいろいろと展示されています。


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老街の中でも、ダントツにおしゃれな空間になっています。


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こちらで頂いたのは、ミルクティーとホワイトプリン。珍しいプリンでしたが、なかなかおいしかったですよ。


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隣の棟にも座席があります。ゆっくりくつろぎたい方は、こちらの空間でどうぞ。


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数年前、老房子を改修して、レトロおしゃれなカフェになったこの店を初めて訪れ、地方のこんな小さな町にも素敵なカフェがあるんだ!と驚いたものですが、最近では台湾各地でこんな感じのカフェをよく見かけるようになりました。

 

【店舗情報】

「Dream Theater 52」

住所:新竹縣關西鎮中正路52號

営業時間:13:00~19:00(月~水は休み)

(木金は13:30~18:00)

 

 

ここまではいつもの展開ですね。しかし、気づいてしまいました。このカフェのすぐ近くに新しいカフェができたことに。


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そのお店がこちらの「汪汪來我家實驗生活2號店」。こちらの店は、敷地が広く、奥のスペースもあるのですが、内装の凝り方が半端ではありません!もう、映画やドラマのセットのようです。


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2階もあるのですが、こちらはなんとお座敷になっています。「DT52」が「山椒は小粒でもピリリと辛い」タイプなら、「ワンワンライ」は、ドーンとでかく構えた感じ。

 

近接する2軒なので、キャラがかぶったら危ない、と不安になりましたが、この2軒だとなんとか棲み分けできるかもしれません。


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コーヒーもスコーンも納得のおいしさ。夕方閉店間近で他のお客さんがいなかったので、ゆっくり過ごしましたが、もしかするとこちらは、ピーク時は少し混雑がひどくなるかもしれません。


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可愛らしいワンちゃんも2匹いました。一匹はこのお店の犬、もう一匹は隣の犬だそうです。すごく仲が良くて、いつまでも2匹でじゃれ合っていました。

 

人見知りしないようで、2匹とも僕ともたくさん遊んでくれました。実はこのお店では、恵まれない環境に置かれた犬を支援する活動を行っています。ワンちゃんグッズ等も売っているのですが、売上の一部を犬を保護する活動に使うそうです。頑張ってほしいですね。


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【店舗情報】

「汪汪來我家實驗生活2號店」

住所:新竹縣關西鎮中正路62號1樓

営業時間:11:30~18:30(土日のみ)

     (金は13:00~17:30

)他は休み

 

閉店時間になり移動。すっかり暗くなり、老街も静けさを取り戻しています。この雰囲気もたまらなく良いですね。


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それぞれのお店が店じまいの準備に入りました。この時間帯の老街の雰囲気は、本当に大好きです。


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騎樓がカッコよすぎです!


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老街から少し歩いて、東安古橋までやってきました。前回この橋に来たのは、客家の文化イベントでライトアップが行われたときなので、今回はライトアップがないかも、とドキドキしながらやって来たのですが、見事にライトアップをやってくれていました!

 

これはまた惚れ惚れする眺めです。この橋は、日本統治時代に建設されたのですが、21世紀の今、新たな美しさを見けてくれていますね!

 

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反対側からの眺めも素敵です。


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そろそろ活動も終わりにしましょう。その前に、名物の焼仙草を頂きましょう。こちらの屋台も素敵ですね。場所は、樹徳歯科医院(牙醫診所)のすぐ近くです。


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素朴な一品ですが、冷えた体が温まります。


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そして、最後の最後に予期せぬライトアップを発見。実はこの建物は、1953年に建てられた、關西鎮長の故宅が修復され、麺類の食堂に生まれ変わったもの。

 

ごく最近、開業したのでまだ訪れたことはありますが、次回はここにも来てみたいですね。


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いかがでしたか。關西に来て毎回思うのは、「もっと町をじっくり歩いて回る時間がほしい」ということ。できれば昼前には到着して、当地で人気の客家料理の食堂にも立ち寄ってみたいですし、少し郊外にある仙草の博物館も気になります。

 

高速バスで台北から直行できるので、ぜひ日帰り旅行の候補に入れてみてくださいね。