こんにちは、のぶもんです。
1月にも比較的精力的にあちこち出かけていたのですが、その中でも特に好きな街の一つか「關西」です。
客家人が多く住み、かつては茶業で栄えた街。今は、のんびりした雰囲気と老街のある街として人気があります。
高速バスで關西の中心部まで行き、關西さんぽの始まりです。
まず訪れたのが、「台紅茶業文化館」。こちらは、日本統治時代に建てられた紅茶工場が今でも残る貴重な建物。
建物の中はガイドツアーでのみ入れるのですが、ツアーの時間が分からず、今まで何度も關西を訪れましたが振られ続け、今回ようやく時間が分かったので、それに合わせて文化館を訪れました。
受付はすぐ脇の販売コーナーで。人数が揃えば1人100元で見学ツアーに参加できます。僕が訪れたときは、すでに他のグループが来ていたので、無事ツアーが催行されました。
ツアー開始まで、こちらの品々でおもてなし。ペットボトル入りアイス緑茶・台湾紅茶、お菓子が配られ、スタート前から腹いっぱいに(笑)。
工場の中は、様々な機械や古い製茶室などいろいろな展示物が目白押しでした。
ガイドさんは、日本に10年くらい住んでいて、実は日本語が堪能でした。ガイド自体は中国語ですが、日本語で質問しても答えてもらえると思います。
關西の紅茶生産は、日本統治時代から戦後すぐがピーク。今では、当地で紅茶はほとんど生産されていませんが、リーズナブルでおいしい紅茶は販売が続いています。
このパッケージは、昔の日東紅茶みたいで渋いですね。ついつい1箱買ってしまいました。ティーバッグが12袋で100元。ちゃんと煎れればかなりおいしくなりますよ。
【店舗情報】
「台紅茶業文化館」
住所:新竹縣關西鎮中山路73號
ガイドツアー案内:
月曜から金曜→10:30~ 14:00~
土日→9:00~ 10:30~ 14:00~ 15:30~
紅茶文化館でガイドさんと話し込んでいたら、すっかり時間が遅くなってしまいました。あと15分くらいで次の見どころが閉まってしまいます(^_^;)
慌てて駆けつけ、ちょっとだけ見せてもらったのが、「關西警察局日式宿舎」。日本統治時代の警察宿舎が保存・修復されています。
内部はかなりしっかりした和風建築。大きな建物ではありませんが、客人をもてなすくらいのことはできたでしょう。
当地の警察の歴史に関する資料も多数展示されています。中には、日本統治時代の資料もありました。
閉館時間間際で他に見学客はいませんでしたが、その分落ち着いてみることができました。
その裏手には、もう一軒の日式宿舎があります。こちらはまだ修復が終わっていないのか、未公開。将来の公開が待たれます。
【施設情報】
「關西警察局日式宿舎」
住所:新竹縣關西鎮大同路9號
開館時間:9:00~16:00ごろ?
(詳細は不明)
この後は、老街に入って行きます。歩いていくと、騎樓もところどころ残っていて、いい感じですね。
このような曲線を描いた角の建物も、台湾ではよく見かけます。
そして、旧關西分駐所まで来ました。こちらも、日本統治時代に建てられたものですが、修復等の見通しはまだ立っていないようです。
さあ、この後は老街のカフェや、町にかかる橋のライトアップなどを紹介します。