のぶもん台湾さんぽ

台湾のあちこちに出かけたときの旅日記をつらつらと書いています。マイナーな街の紹介が結構多いです。

台湾の小さな街を歩く・1〜裏九份を語り伝える人々に出会う

こんにちは、のぶもんです。

 

長かった馬祖の連載も終わり、これからは、台湾本島各地の素敵な街の探訪記をお届けします。

 

今回は、6月に再訪した裏九份レポートです。今回もまたまた新発見がありました。

 

はい、こんな絶景から旅がスタートしますよ。

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裏九份という正式な地名はありません。金瓜石という地区がそれに当たります。この中に、鉱山の遺構や小さな老街が残っている訳です。

 

台北からのアクセスでは、基隆客運1062バスが一番便利です。九份に行くだけなら板橋・西門方面からの965バスも便利ですが、裏九份、特に老街や海が見えるポイントに行くには、1062バスの方が良いでしょう。

 

バスは、終点・勸濟堂のバス停に着きました。ここから、歩いて行きます。今回は、一人ではなく、グループでのツアー実施です。
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坂を上がっていくと・・・
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かつての鉱山ケーブルカーの歴史を示す説明板に出会います。これを見ると、金が採れる金瓜石から麓まで鉱石を運ぶケーブルカーが実在していたようです。

 

もしこれが復活したら、裏九份地区の観光は、かなり活性化されるでしょう。
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すぐ近くには、鉱山施設のものと思われる廃墟。
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そして・・・見つけました!これはケーブルカーの線路跡では??確証はありませんが、華やかなりし頃の金瓜石が思い起こさせられます。
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さて、緩やかなカーブの小道を歩くこと10分。ちょうどお昼時になったので、以前から気になっていたこの店に入ります。

 

「阿嬤」と名のつく店は、それだけでおいしそうに感じてしまいます。
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食堂は、半分オープンテラス(というか軒先?)になっており、そこでいろんな料理を頂きました。

 

目の前は、村が良く見えます。
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さあ、次々と料理がやってきます。
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野菜料理も、たっぷり頼めます。グループでの街歩きは、こういうことができるのが嬉しいですね。
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炒めものもどれもおいしいです。
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鶏肉の練り物。
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菜圃蛋。台湾の卵焼きです。
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角煮スープ麺。優しい味です。
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炒めビーフンも頼んでしまいました!台湾では一人ご飯も結構充実していて、都会では食事に困ることはありませんが、田舎の大皿料理は、一人ではなかなか楽しめません。

 

もし台湾で、自由行動だけど食事時だけ集まるツアーを実施したら、すごく面白いかもしれませんね!
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腹が満たれたら、老街歩きに出発!この階段を降りていくと、老街の中心部ヘ続きます。老街の渋い色合いの中で、ここだけが浮いていますが、そんな自由な感じもまた台湾風かな?
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裏九份の中心部・祈堂老街に到着です。土日でも訪れる人は多くなく、九份のすぐ隣の集落とは思えません。
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今では住む人も少なく、廃墟になってしまった家屋も。かつては鉱山町として栄えただけに、寂しさが増してきます。
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そんななか、以前来たときには気づかなかった施設が開いていて、中に地元の人が何人かいます。

 

何か展示をしているようなので、ちょこっと覗いてみましょうか。名前は金瓜石文化館のようです。
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そしたら・・・これがすごい!

 

文化館の中に入ると、展示物や模型が所狭しと展示されています。
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かつての集落の住居群。どの模型もかなり精巧な作りで、ものすごい気合を感じます。
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炭鉱施設の模型も。
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神社までありました!(日本統治時代には、台湾各地にたくさんの神社が建設されましたね)
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この施設は、金瓜石に昔住んでいた方々が、地域の歴史を後世に伝えたい、という思いで建てられた資料館です。

 

開館しているのは土日のみ。ですが、来れば、有志のおじ様達が、理解力が続く限り、街のこと、鉱山のこと、鉱石や建築のこと、など熱を込めて話してくださいます。

 

九份のような復活を未だ遂げることなく、静かに眠り続ける金瓜石。日本語や英語が通じないので、中国語が分かる人と一緒に行かないと少しきついのですが、中を見学させてもらうだけでも、勉強になると思います。

 

『金瓜石文化館』

新北市瑞芳區祈堂路74號

営:土日のみ9:00~17:00

https://cultural-center-710.business.site

 

再び、老街さんぽ。九份の階段も良いけれど、ここの階段の方が趣があると思います。

行き交う人も少ないので、鉱山ロマンに思いを馳せるなら、こちらの方がオススメですね。
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階段を上がりきったら、黄金博物館の裏口に着きます。こちらは、少し有名かな。黄金博物館まで来れば、965バスに乗ることもできますよ。

台北から乗り換え無しで行けるのに、訪れる日本人が少ない金瓜石。

 

九份は九份で好きですが、ここまで足を伸ばさないのは、本当にもったいないです。

 

半日あれば一通り歩けるので、ぜひ次の台湾旅行では、ここも候補に入れてくださいね。

 

そうだ、今度は動画も撮りに行こう(^^♪

 

 

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