こんにちは、のぶもんです。
馬祖旅行2日目は、北竿から南竿に移動します。
昔の台湾映画を見ると、こんなシーンが出てくることがありますが、実はこれ、現存する場所なんです。
南竿の港に着き、まずはこちらでもバイクを借ります。
北竿よりも港は賑わっており、観光客も多いですね。
ただ、あちこちで軍服姿の青年を見かけます。
金門と並び、馬祖は中華民国防衛の最前線でした。攻撃の数こそ、金門ほどではありませんが、今でも軍の施設がたくさん残り、「軍事の島」という側面を多分に残しています。
馬祖で驚くのは、中華民国や蒋介石・蒋経国をまとった空気が残っていること。
あちこちに、蒋介石親子を讃え、中華民国の愛国心(いつか大陸も奪還する、という意味での)を喚起するスローガンがでかでかと掲げられているのです。
こちらは、港からも近い(でもバイクでないと行きづらい)枕戈待旦紀念公園からの眺め。入り組んだ海岸の風景が美しいのですが、そもそも公園の名前になっている「枕戈待旦」とは、「矛を枕にして、明日を待つ」つまり、常に戦への備えを怠るな、という蒋介石が書いた文字です。
この文字がでかい!日本人の感覚では、こんな大きな文字も、赤字で書くことも驚きを感じます。
再び海岸線に降りて、島で比較的大きな集落・清水へ。ここには鄉公所が置かれ、コンビニも食堂もあります。
そのうちの一軒がこちらの儷儐餐廳。小さな食堂ですが、地元でとれる魚や貝をいろいろ食べさせてくれる店です。
近くの店の看板。割と何でも軍隊っぽいデザインになりがちです。これも、馬祖の風物詩のように扱われているのでしょうか。
さて、貝や魚は一人で食べるには高すぎたので(実際に、馬祖の食堂で一番おいしいものを食べるなら、グループで行ったほうが良いです)、蛤スープに紅麹チャーハン。
馬祖では、紅麹を使った料理をよく見かけます。少し変わった味だけど、馴染むとクセになりそう。
お腹を満たしたら、再びバイクに乗って移動です。
こちらは勝利堡。見晴らしの良い場所に作られた要塞です。
今では中が、軍事資料館になっています。
ここから、敵をずっと監視していたんですね。馬祖でも、金門並みにこのような遺構に出くわします。
その先にある廟。やはり、建築様式からして台湾島のものとは違いが感じられますね。
福州あたりの廟に近いのかな?
こういう海岸の景色を見ているだけなら、とても平和な感じがしますが、地政学的ポジションがそれを許してくれませんでした。
こんな感じでバイクを走らせて、そろそろcカフェタイムです(どごで行っても飽きない笑)。
南竿にも何軒か個性的なカフェがあるとのことで、南竿島の最北端近くにやっていました。
ここは「夫人村」というちょっと変わった名前の集落です。そこにある飲食店はズバリ「夫人咖啡館」。
どことなく、沖縄の離島にでもありそうなお店です(勝手な印象ですが…)。
ここ、入場料がかかります。なんじゃそりゃ!と思ったら、要するに最低消費額が150元だったんです。
景勝地なので、放っておくと、見るだけの観光客が殺到し、本当のお客さんが落ち着いて利用できない、ということのようです。
せっかく150元も払うので、少し変わったものを注文しました。左側の緑色のドリンクです。確かアロエドリンクだったはず。味は、さっぱりしていて、結構おいしかったですよ。(高いとは思いましたが)
あとはかき氷で一休み。この日の南竿は日中は汗ばむ陽気で、冷たいものが欲しくなりました。
このように、南竿の旅も、癒やされる景色と軍事的緊張感のはざまで展開されていきます。
【ご案内】
台北の中国語教室「フレンドシップ・ランゲージ」では、冬季集中特訓コースを設置します。
年末年始などを利用して、集中的に中国語を勉強してみませんか?台湾の年末年始は、ほぼ通常通りで長期休みがありません。
1日最大4コマの授業で、一気に基礎をマスターしましょう。
★集中特訓特別割引コース
12/1〜3/1の間で、1週間に10コマ以上・合計20コマ以上受講される方は1コマの受講料金が480元に割引になります。
例)20コマ受講の場合
通常11,000元→9,600元
例)30コマ受講の場合
通常16,500元→14,400元
※詳細はGmail(shimizu701019@gmail.com)にてお問い合わせください。
【中国語を勉強してみませんか?】
中国語の勉強に興味のある方は徐々に増えています。その一方で、仕事や家事が忙しく、「まとまった時間が取れないから」中国語の勉強を断念する方も多いようです。
それはもったいないです!!
ごく基本的な内容から、語学学校で学んだ内容の復習・応用まで、マンツーマンであればあなたのニーズに合わせて、自由自在に授業メニューを組むことができます。
週1日1コマからハイペースな集中演習まで。まずは、あなたのニーズをお聞かせください。
【フレンドシップ・ランゲージの特徴】
〇講師は全員、日本語を話せる台湾人講師です
〇発音・会話を重視→日本人の苦手分野をできるだけ克服
〇講師の派遣も承っております(台北市・新北市の一部)
〇お友達や同僚の方と一緒に少人数グループも可能です
★台湾に旅行でお越しになる方へ
当校ではなんと、超短期中国語入門レッスンを受けることができます!中国語はとっつきにくい印象を持たれがちですが、実は発音の基礎をしっかりマスターすれば、必ずしも難しくはありません。
まずは、一歩踏み出して、中国語の世界に触れてみるのも悪くないですよ。
超短期コースは、最低2日合計4コマから受付中。もちろん、事前に詳しくカウンセリングをしますから、ニーズが漠然とした方でも安心してご相談ください。
授業料は1コマ(50分)で550元。受講回数や受講ぺーすによっては割引制度もありますので、お気軽にご相談ください。
詳しくは
Mail:shimizu701019@gmail.com
もしくは
LINE:taipei591019
までお気軽にどうぞ!