こんにちは、のぶもんです。
先日は、竹東の客家伝統市場について書きましたが、今回はそこから内湾線というローカル線に乗ります。
この1時間に1本しか走らないローカル線自体が芸術祭のイベント会場になっていると聞き、ワクワクしながらやってきました。
まずは、内湾線イベントの出発駅・竹東から。
駅のホームには、様々なアート作品が展示されています。
駅前にも、テントのような不思議なオブジェ。自由に中には入れる作品なので、子どもたちは大喜びです。
内湾線の他の駅にも面白いアート作品が。こちらの九讚頭駅には、空を自由に飛び回るクジラの絵。駅前にはセメント工場があるだけの地味な駅ですが、ここだけは異彩を放っていますね。
こちらは横山駅。QRコードで作品の概要を見られるようになっているのだとか。こういう仕組みは、台湾はかなり進んでいますね。
そして、富貴駅。こちらはホームにずらりと風車が飾られています。どことなく日本の田舎をイメージしませんか？
そして、沿線でも人気のある合興駅。昔の客車を利用した飲食店が目を引きます。
こちらにも、テント風のオブジェが。やっぱり中に入ったりして体験できるものは喜ばれるのかな？
ナイ湾線沿線の要素をこれでもか！というくらい盛り込んだイラスト絵画。どちらかと言えば、質素で地味な印象が強い客家の文化も、カラフルな彩りを添えると少し印象が違ってきますね！
こんな感じで途中下車するうちに、終点の内湾に到着。この街は、レトロな老街で有名ですが、今回はそこを素通りして行きます(^_^;)
そして、老街を一本左に折れた静かな通りに、僕の大好きなカフェ「遷徙咖啡民宿」に到着です。
「民宿」と名がつくように、宿泊施設も兼ねているお店です。カフェは2階建てで、1階はこんな感じ。レトロ好きにはたまらない空間です。
2階はもっとすごい！この心地よい雰囲気は、現地でぜひ感じてもらいたいです。
この日は、コーヒーとワッフルで小休止。ワッフルが思いの外大きくて、お腹いっぱいになりました。メープル味が程よくて大満足！
実はこのお店に来たのはもう3回目です。始めてきたときに、開店の経緯を少し伺いました。女性オーナーのお父さんが大工さんで、日本統治時代からの建物を素敵なカフェと民宿にリノベしてくれたのだとか。
以前、裏の民宿も見せてもらいましたが、部屋もバス・トイレもとてもきれいで、日本の女性でも十分快適に泊まってもらえると思いました。
老街の喧騒も楽しいですが、このような心休まる場所があると、旅の疲れもなくなりますね。
帰る頃にはすっかり日が暮れていました。夜の路地の雰囲気も抜群です！
すっかり満たされた気持ちになり、内湾駅に戻ってきました。
日中は、台北からの行楽客で大混雑となりますが、夜になるとのんびりムード。夜も営業している食堂が多いので、食事をしてから帰ることもできます。
いかがでしたか？「台三線」のイベントをきっかけに、内湾線のたびに出かけてみましたが、台北から日帰りでも十分楽しめます。
次回の台湾旅の行き先候補にどうぞ！
【交通案内】
台北駅から高鐵(新幹線)に乗り「高鐵新竹」下車。併設されている「台鐵六家」から六家線に乗り、次の竹中で下車。ここで、内湾線・内湾行きにさらに乗り換えます。
内湾線は1時間に1本しか走っていないので、事前にアプリ等で時刻を確認しておいてください。
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