のぶもん台湾さんぽ

台湾のあちこちに出かけたときの旅日記をつらつらと書いています。マイナーな街の紹介が結構多いです。

現金が使えない?!インドネシアの旅事情〜お支払い編

こんにちは、のぶもんです。

 

今、インドネシアのスラバヤに来ています。インドネシアを旅行するのはコロナ前の2018年以来、7年ぶり。定番の観光都市を避け、あえて割と普通の大都市・スラバヤで街歩きをしています。


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そんなスラバヤの旅、なかなか楽しいのですが、ひとつとても困ったことがあります。それが、料金などの「支払い」です。

 

路線バスに乗るとき、博物館に入るとき、カフェに入るとき。。。様々な場面で「現金が使えない」場面に遭遇してしまいました。

 

1. お金があっても路線バスに乗れない!

 

まずは、路線バスです。スラバヤではまだまだ「ソンテウ」のような少し古びたバンや、ベチャという人力車などが活躍しています。しかし、メインストリートを南北に貫くR1・R2路線のバスは、車体もきれい。それは良いのですが、困ったことに現金が使えません。QRコードをかざせと言われるのですが、外国人旅行客はそんなものを持っていません。


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途方に暮れていると、車掌さんが僕から料金を預かり、別の乗客に渡して、その人が代わりにQR決済をしてくれたのです!これはしんどいなあ。。。バスに乗るたびに誰かに代わりの支払いをお願いするのは、気が重いですね。

 

そこで僕は、その後プリペイドカードを買うことにしました。このプリペイドカード(e money)については、コンビニ等で買うことができます。日本のSuicaや台湾の悠遊カードみたいなものだと思ってください。

 

2. 博物館に入れない

 

スラバヤには何箇所も博物館があり、なかなか興味深いところもあります。が、こちらも現金では基本的に入れないんです。公共の記念館・博物館のチケットカウンターには、支払い用のQRコードが示され、これを使って支払いを済ませてQRコードスキャンして入場する、という仕組みがかなり普及しています。少なくとも、今回訪れった施設で、現金支払いが可能な施設はありませんでした。


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では、どうやって入場するのか?それは大体以下の方法で切り抜けます。

① チケットカウンターのスタッフに「私は外国人なので、インドネシアの支払いシステムが使えません」と伝える。

② すると、スタッフが代わりに、QRコードでの支払いをしてくれる。

③ 終わったら、スタッフに料金分の現金を渡す

どこの施設でも、このことを告げるとスタッフは「ちょっと困ったなあ」という顔をしますが、外国人だと仕方がないので、嫌がらずに処理をしてくれます。ただし、細かなお釣りがもらえないことがあるので、そこは妥協しましょう。

3 カフェで現金が使えない!

スラバヤでは、カフェでもキャッシュレスオンリーのお店に遭遇しました。繁華街にあるちょっとレトロでおしゃれな感じのお店「Toko Kopi Padma」。ここでホットラテと「トーフ・シシ」という料理を注文したのですが、レジを見ると「cashless only」の文字が。またお金を渡して、店員さんに代わりにQRでの支払いをお願いするのか・・・と思いましたが、こちらではクレジットカードも使えたので、カード支払いで事なきを得ました。


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トラベル=トラブルとよく言いますが、インドネシア人にとって便利な支払いシステムが、外国人旅行客にとってかなり不便な部分があることが分かりました。特に、博物館などの施設については代替手段がなく、多少の語学力か翻訳ツールを使って、「代わりに支払って」というお願いをすることが必要になります。いずれ、対応策が出てくるのでしょうが、ここしばらくは注意したほうがよさそうですね。

 


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