こんにちは、のぶもんです。
先日、今夏の台湾旅行の動向について大きな変化が見られることをお伝えしましたが、先日平日に訪れた花蓮での体験をもとに、気をつけるべきポイントをまとめたいと思います。
台湾の夏は基本的に祝日や、お盆のような休み期間がありません。そのため、どうしても土日に混雑が集中します。ですから、平日は比較的どの観光地も空いていました。
しかし今年は、海外渡航組がほぼ全員国内に残りますから、勢い国内の観光地が混みがちです。そのため、平日も混雑する観光地も目立つようになりました。
平日の花蓮でも観光客が目立ちました。
この写真は、花蓮でも有数の観光施設「松園別館」。日本人にとっては様々な思いが去来するスポットですが、多くの台湾人にとっては普通の歴史スポットのようです。
平日は空いているはずなのですが、この日は家族連れを中心にかなりのお客さんが入っていました。
こちらは、日本統治時代の建物をリノベしたカレー屋さん「家咖哩」花蓮本店。カレーの値段は結構高いのですが、家族連れや友人グループなどが多数来店していました。
極めつけは路線バス。花蓮の観光地へのアクセスは必ずしもよくありません。使い勝手が良い路線バス少ししかありません。
普段の平日なら、ぶっちゃけガラガラなのですが、七星潭から花蓮の市街地に戻るバスはなんと満員!終バスだったので(早い!)、ギリギリ限界までお客を載せていました。
平日ですらこんな感じなのですから、土日は激しい混雑が避けられません。
一番驚いたのは、7月20日頃のニュース。花蓮で有名な小籠包などの小吃「公正包子店」と「周家蒸餃」という隣り合わせの有名店が、予想外の客足で具材不足となり、臨時休業に追い込まれてしまったのです!
これは、いかに観光地に人が押し寄せているかを思い知らされたニュースでした。
花蓮だけでなく、台東や墾丁、離島各地でも、観光客がかなり多くなっているようです。
そのため、週末の観光地への電車や飛行機のチケットはかなり取りにくくなっています。また、ピーク時の渋滞もひどくなっている様子。
注意したいのは、現地での渋滞。道路事情が良くない観光地に一気にたくさんの車が押し寄せ、思わぬ場所で渋滞が発生しています。
慣れない土地での運転は、ただでさえ余計に時間を取られがちなのに、現地であちこち渋滞に捕まったら、予定も大幅に狂いますね。
また、有名店での食事も余裕を持たせていく必要がありそうです。全国的に知名度の高いお店が特に要注意です。
台湾では三倍振興券など様々なプロモーションがかなり成功して、全国的に旅行欲が高まっています。この傾向は、日本のお盆休みとは違い、学校の夏休みが続く8月最終の週末までは続くと思われます。
台湾在住の日本人も、旅行に行けるのは概して土日に偏りがち。もうしばらくは、混雑状況に注意して旅行にでかけたほうが良さそうです。