こんにちは、のぶもんです。
嘉義さんぽも夜になりました。ゲストハウスにチェックインしてから、再び夜の嘉義を歩きます。
(夜の嘉義駅舎。この雰囲気もいいですね)
さて、嘉義では僕が訪れた直後にオープンした施設があります。それが、こちらの嘉義市立美術館。
こちらは日本統治時代の1936年に建てられた菸酒公賣局嘉義分局で、設計は梅澤捨次郎によります。この人は、台南のハヤシ百貨店などを手掛けた人としても有名で、台湾建築史ではたびたぴ名前が出てきます。
それが長い年月を経て、市立美術館として生まれ変わることになりました。この情報を手に入れたのが、嘉義行きが決まってからだったので、やむなくオープン前の外観見学となった訳ですが、せっかくなので拝みに来ました😅
きれいにリノベされていますが、落ち着いた感じで良いですね。これは、人気の施設になっていきそうです。
これはなかなか良い感じです。こちらの取材は、宿題として残りましたね(^_^;)
【施設情報】
「嘉義市立美術館」
住所:嘉義市西區廣寧街101號
開館時間:9:00~17:00(月曜定休)
次は、かなり趣が異なる場所に行きます。パット見は歓楽街の入口のようですが、れっきとした廟の入口なんです!
こちらが西安宮。とても小さくて地味な廟ですが、ここに義愛公が分祀されていると教えてもらい、ちょこっと立ち寄ってみました。
おーっ、神様がいっぱい!そしてその中に・・義愛公を発見しました!日本人が台湾で神として祀られている話は少しは知っていましたが、このようにあちこちに分祀されることがあるとは知りませんでした。
この廟に行くときは、googlemapでしっかり場所をチェックしておきましょう。
【施設情報】
「西安宮」
住所:嘉義市西區中正路689巷1號
開館時間:6:00~22:00(無休)
廟をあとにして、いよいよ夕食の時間です。今回は、多くの台湾好きの皆さんが推薦している「林聰明沙鍋魚頭・創始總店」に行きました。
ここは、沙鍋魚頭という嘉義の名物料理を出すお店ですが、ものすごい人気で長蛇の列です!(ただし、お店はとても大きいので、待ち時間はそれほど長くありません)
20分くらい待って店内に入り、注文したのがこちらの「沙鍋魚頭」。沙茶ベースの鍋に魚の頭や様々な野菜などを入れた、ごった煮料理なのですが、これが非常にうまい!食べやすくて、クセになりそうです。
ちなみに「沙鍋魚頭」は少しお高めで、二人分で330元。お一人様の場合は、「沙鍋菜+魚肉」(110元)でも十分満足できます。
【店鋪情報】
「林聰明沙鍋魚頭・創始總店」
住所:嘉義市東區中正路361號
営業時間:12:00~21:30(原則無休)
お腹は満ち足りましたが、デザートは別腹(笑)。ということで、ゲストハウスで紹介してもらった地元で人気の豆花屋さんにも足を運びました。
こちらのお店もかなりの人気。次から次へとお客さんが来ます。そして頼んだのは、こちらの豆漿豆花。
少しだけ濃厚な感じがたまらなく美味!ああ、これはクセになる味だなあと思いました。
【店鋪情報】
「嘉義品安豆漿豆花」
住所:嘉義市東區中正路335號
営業時間:13:00~22:00
(土日は11:00~金土は~22:30)
その後は、夜の嘉義さんぽが続きます。こちらは、今や嘉義のシンボルにもなっている中央噴水池。KANOで主役となった吳明捷の銅像が見られます。
文化路夜市を通過して、夜遅くまで営業しているカフェに行ってみると、なんとお休み!
臨時休業かどうかもよく分からず、少しがっかりしてゲストハウスへの帰路につくと、途中に明かりがついているお店が!近づくと、お酒も飲めるカフェのようです。
その店がこちらの「IN COFFEE」。恐る恐る中に入ると、夜10時にも関わらずお客さんがちらほらいます。
早速、ハンドドリップコーヒーを注文。飲みやすくておいしかったです。
店内には数匹の猫ちゃんがいて、猫好きの皆さんにも楽しんでもらえそう。
僕は旅行でどこかの街を訪れるときは、その街の見どころやグルメ、カフェなどを徹底的に調べてから行きます。それでも、調べきれていない良い店ってあるんですよね。
こういう偶然の出会いも、台湾の街歩きの楽しみの一つです。
【店鋪情報】
「IN COFFEE」
住所:嘉義市西區忠義街50號
営業時間:15:00~2:00(原則無休)
ゲストハウスでゆっくり休んだあとは、翌朝も少しだけ活動します。
まずは、昨晩訪れた嘉義市立美術館を再度見学。夜の景色とは違い、建物の細かい部分まで見られるのが良いですね。
やはり、ライトアップされる建物は昼と夜両方見たいですね。
その後は、お気に入りの東市場まで歩いて行き、朝ごはん。こちらは、市場としてはかなり静かですが、何軒かの小吃が並んでいます。
まずは「王家」という牛肉湯のお店へ。牛肉湯と言えば台南が有名ですが、何軒かを食べ比べた経験から言うと、ここの牛肉湯は台南のどの店よりもおいしいです。(しっかりした味のスープを求める人にとっては→薄味スープが好きな方は台南のほうが良いかもしれません)
お次は、「袁家排骨酥」です。市場めしは、ハシゴできるのが楽しいですね。
こちらでは、排骨酥に筒仔米羹などを頂きました。もう朝からすごいカロリーですね!
もちろん、デザートも。向かいの屋台で米苔目かき氷を頂きました。朝からフルコースですね(笑)。
【店鋪情報】
「嘉義市東公有零售市場」
住所:嘉義市東區忠孝路光彩街
営業時間:6:00~18:00(ただし飲食店はお昼過ぎにどんどん閉まります、月曜定休の店あり)
そして、最後は嘉義で僕が一番気に入っているカフェに行って締めくくりとします。それがこちらの「提娜多」。
このカフェは、なぜか「嘉義で必ず行くべきカフェ」リストにあまり出てこないのですが、なかなか良いカフェです。
店内は老房子を程よくリノベしており、落ち着いた感じになっています。嬉しいのは朝8時から営業していること。こだわりカフェの多くが午前中はほとんど営業していないことを考えると貴重な存在です。
さあ、コーヒーをいただきましょう。こちらのカフェは、お値段もリーズナブル。アメリカンは30元、ハンドドリップコーヒーは50元からという破格の安さ。
モーニングセットなどもあって、なんと朝から地元の人でかなり賑わっていました。おかげで、僕たちのコーヒーが出てくるのに時間がかかり、急いでコーヒーを飲み干す羽目に😅まあ、そういうこともありますよね。。。
東市場からは近いので、市場見学後の一休みスポットには最適ですよ。
【店鋪情報】
「提娜多」
住所:嘉義市東區公明路167號
営業時間:8:00~18:00(原則無休)
いかがでしたか?我ながら、よくあちこち回ったなあと思います。ですが、これ以外にも時間や曜日の関係で見逃した施設がたくさんあります。
どれも多くの方に紹介したい場所はばかりなので、できるだけ早い時期に嘉義を再訪したいと思います。