のぶもん台湾さんぽ

台湾のあちこちに出かけたときの旅日記をつらつらと書いています。マイナーな街の紹介が結構多いです。

台湾の小さな街を歩く7〜花蓮には修復待ちの日本家屋がたくさんあります

こんにちは!のぶもんです。

 

一夜明け、朝から花蓮の街をひたすら歩きます。そして夜になったら、あるお祭りにも参加します。


まずは、ゲストハウスで朝食を。わずか2,000円程度の宿泊料でこんな朝食が食べられます。すこいですね。まあ、花蓮ではおいしい朝食屋さんもたくさんあるので、なくても困らないのですが。。。

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さあ、チャージが終わったら、街歩きに行きましょう。

 

はじめは、毎回お邪魔している花蓮鉄道文化園区へ。
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ここはかつて日本統治時代に鉄道部の出張所が置かれていたところ。今では鉄道駅はかなり内陸の方に移転してしまいましたが、ここの建物はきれいに修復され、鉄道関連の遺跡として広く開放されるようになりました。

 

日本の戦前の風景と間違えてしまいそうですね。
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室内には、昔の鉄道関連の物品が多数展示されています。マニアでなくとも、わくわくしそうですね。
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そんな中、何やら不思議な施設(?)があります。

 

実はこれ、防空壕の跡なんです。日本統治時代の台湾は、当然日本に所属していましたから、空襲の対象に入っていました。そして、各地で防空壕が作られました。花蓮でも空襲があったそうです。
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このように、いろいろな昔を感じられる鉄道園区ですが、数年前の花蓮大地震の影響で損壊した部分の修復が、この時はまだ終わっていませんでした。

 

最新情報では、昨年12月にようやく修復工事が終わったとのこと。長らく閉鎖されていた部屋もあったので、早くまた見に行きたいです。

 

お次は、二回目の朝食(?)です。まだお腹が空いているわけではありませんが、どうしても食べたいメニューがあり、あるカフェに行きました。

 

それが、「實季」です。日本統治時代の建物をリノベした雰囲気の良いカフェ。二度目の訪問ですが、素敵な感じがしますね。f:id:funstudy-taiwan:20200110172345j:image

店内に入ると、前回と同じくイケメン店長がお出迎え。ですが、この日はすでにたくさんのお客さんが訪れており、窓際の小さな席しか空いていませんでした!人気が出てきたのかも?!(嬉しい悲鳴)
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と言う訳で、この超絶おいしいサンドイッチが出てくるまで1時間近くかかりました。でも、お客さんは全員、お店の雰囲気を楽しみながら長居するつもりで来ているので、全然気にしていません。

 

そう、ドリンク中心のお店なら、それほど時間がかかることはないのですが、フードが充実している實季は、店長が一つ一つの料理を丁寧に作るので、すごーく時間がかかります。

 

これは、他のお店でも同じ。ワンオペの個人店で食事が有名なお店に行くときは、ぜひたっぷり余裕を持って訪れてくださいね。

 

それにしてもこのサンド、本当においしかった!
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マスコットのお猫様も健在。ポーズが決まっています。
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お昼ぐらいまでゆっくり過ごした後、ランチのお店を探しに移動(笑)。

 

いわゆるおしゃれカフェじゃないところをいろいろ探して見つけたのがこちらの店・豊田劉記です。一見、ただの派手な看板の小吃に見えますが、こちらでも魅力的なメニューが。
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まずは、ごろごろ肉の滷肉飯。こんなゴツい滷肉飯は見たことがありません!おいしいし、腹にたまります。
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もう一品は、碗粿。こちらも、そぼろ肉がたっぷり。こちらもうまい!
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食べ方までご丁寧に解説されています。日本のメディアに取り上げられることはなさそうですが、飲食激戦区の花蓮で、リピートしたいお店でしたね。
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お腹が完全に埋まったところで、午後は埋もれた日本家屋を見に行きます。

こちらは、旧花蓮女学校校長宿舎。日本統治時代に校長先生が住んでいた家屋です。中には入れませんが、荒れ果てた様子は見えませんでした。
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この宿舎の近辺には、まだ日本家屋が数軒残っています。どの家も、まだ中に入ることはできません。
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小道を歩くと、日本の街角を歩いているかのよう。
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実は花蓮には、日本統治時代に建設された家屋が何軒も残されていますが、修復の手が入っていない建物も多数あります。

 

これらもいつか、何らかの形で使われるようになるとよいのですが。。。

 

お次は、お気に入りのカフェ再訪問。こちらの、小さな民家風のカフェは、一度来たことがあります。オーナーのお子さんがやたら元気だったお店です。名前は「哈崙咖啡」です。このお店の建物は、日本統治時代のものなんですよ。
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今回も、こだわりのドリップコーヒーを淹れてもらいました。旦那さんが原住民のご夫妻が経営し、普段は奥様がお店を切り盛りしています。
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もっと有名なお店もありますが、ここは繁華街から少し外れた場所にあり、普段はとても落ち着けます。夜市の場所から歩いていけるので、夜市散策の前に訪れても良いかも。

 

さて、夕方になってきましたが、この日は夜になるととてもスペシャルなイベントが開催されました。

 

その様子は、次回お届けしますね。

 

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