こんにちは、のぶもんです。
先日、雲林県の斗六を訪れたのですが、コーヒーで有名な郊外の古坑という町のさらに小さな集落・永光に足を伸ばしました。わざわざこの集落を訪れたのは、日本統治時代に建てられた警察宿舎の建物がリノベされ、レトロなカフェになっていると聞いたからです。
斗六からバスで約30分。永光に着きました。今回乗ったバスは、台湾各地で観光地へのアクセスとなっている「台湾好行」です。一般の路線バスだと、少し離れたところにしかバス停がないのですが、台湾好行バスだと、なんと目的地の「永光故事屋」の目の前で降りられるんです!

さっそく、永光故事屋に行ってみます。おおっ!結構立派な木造家屋がいきなり見えてきました。手入れもされている感じですね。
永光故事屋はもともと、1933年に建てられた永光派出所の警官宿舎として建てられ、戦後1997年に歴史建築に指定。その後、修復・整備が進められて、2018年7月に「隋興沖咖啡」が運営するカフェが出店して、一般に公開されるようになりました。

建物の中に入ってみましょう。そこには、日本の和室の空間が広がり、まるで日本の古い民家を訪れているかのようです。畳がきちんと残されているところが日本人としては嬉しいところ。台湾では畳の生産がほとんど行われておらず、畳の購入や維持、管理にはかなりお金がかかるはずです。それにもかかわらず、お世辞にも観光地としては有名とは言えない集落の古い民家で畳を敷いていてくれるんですよね。本当にありがたい限るです。
故事屋の内部はカフェになっていて、宿舎のあちこちに設置された座席に座って、日本の風情を感じながらコーヒーなどのドリンクを楽しむことができます。それにしても、日本家屋とカフェって、意外に相性が良いんですよね。日本でも古民家カフェが増えているようですが、台湾では、日本統治時代に建てられた木造の日本家屋の活用法として、リノベカフェにするのが結構流行っているみたいです。
さて、永光集落がある雲林県古坑は、台湾屈指のコーヒー豆生産地。メニューを見ると、古坑咖啡があるではありませんか!台湾のカフェで台湾産のコーヒーを出会うケースが増えてきたものの、実は古坑のコーヒーには出会ったことがありませんでした。せっかく、古坑に来たのですから、地元産のコーヒーを堪能するとしましょう。
古坑咖啡は、台湾のカフェでよく出されるフルーティ系の豆ではなく、しっかりと苦みが感じられるタイプでした。午前中に苦めのコーヒーを飲むのは好きなので、ちょうどよかった感じです。
あわせていただいたスイーツは、プリン。固めで甘さ十分、自分好みの味わいで、朝から幸せな気分になれました。
この建物は、一般の公務員・警官宿舎ではないのでしょう、部屋数も多く、部屋ごとの雰囲気や、窓越しの風景も違っていて、リピートしても、違う席での景観を楽しめると思います。

日本人にとってほとんどなじみのない土地ですが、バスのアクセスは意外と良いです。雲林県方面へお越しの際は、ぜひ頑張って足を運んでみてください。
【店舗情報】
「永光故事屋」
住所:雲林縣古坑鄉文昌路58號
営業時間:10:00~18:00(土日は~18:30、木曜定休)
アクセス
台鉄斗六駅から7121,7129路線で永光農會下車
もしくは、台湾好行・斗六古坑線で永光下車
台鉄斗南駅から7106,7113路線で永光農會下車