こんにちは、のぶもんです。
10月に、台南市の北部にある新營に久しぶりに行きました。この町は、台南北部の中心都市で、自強號も半分以上が停車する地域の拠点都市なのですが、人口は10万人に満たず、案外のんびりした町です。
そんな新營の街で、五分車が延長開業した(!)というニュースを見て、早速出かけてみたというわけです。

台鉄新營駅から徒歩10分。新營鐵道文化園區にやってきました。ここは、台糖の製糖工場があったところで、日本統治時代には、台湾有数の規模を持つ製糖工場だったようです。
かつては、台湾全土に製糖鉄道が走っていましたが、製糖業の衰退などに伴い、路線はどんどん廃止されました。新營ではまず、2017年に新營―中興間でトロッコ列車の運行が始まり、今年になって中興―火燒店間でディーゼルカー「勝利號」による運行が始まりました。
製糖工場跡の一部は、鉄道文化園区として再活用され、五分車もここにある中興駅から乗ることになります。

中興駅前には可愛らしい蒸気機関車が保存されていました。

製糖鉄道で活躍したと思われるディーゼル機関車もありました。

駅に着いたらまず切符を購入します。中興―火燒店往復で150元。台鉄よりも割高ですが、観光用鉄道としてはそこそこの値段ですね。

いよいよ勝利號に乗ります。勝利號は、戦後の台湾でナローゲージの製糖鉄道用に作られたディーゼルカーです。年配の台湾人にとっては、懐かしい列車だと思います。新營では、きれいに修復された勝利號に乗ることができます。

さあ、出発です。車内はこんな感じ。軌道が狭いので、車内も手狭です。家族連れがたくさん乗り込み、座席がほぼ埋まるくらいのお客さんを乗せて、勝利號は出発します。

車内でかぶりつき席に座っている家族。前が見える席は、誰にとっても特等席ですよね。

20分弱で暫定的な終点・火燒店に到着です。いずれはかつての終点・八老爺まで延長されるのでしょうか?

駅付近にはめぼしい施設もないので、基本的にはそのまま中興駅まで乗って帰ります。皆さん、発車ギリギリまで、いろいろな角度から記念撮影をしていました。

無事に中興駅に戻ってきて、ちょっと休憩。台糖の施設なので、駅の横には購買部があり、アイスバーがたくさん売られていました。こちらはタロ芋ミルクで18元。安いですが、大きさは普通。日本ではあまり味わえないフレーバーを楽しみ、次の目的地へ向かいます。
