のぶもん台湾さんぽ

台湾のあちこちに出かけたときの旅日記をつらつらと書いています。マイナーな街の紹介が結構多いです。

台中でウォーキングツアーをやってみた(その2)

こんにちは、大雄(だーしょん)です。

 

台中のレトロ・ウォーキングツアー。だんだん盛り上がってきましたよ😃

 

台中って実は、日本統治時代の建造物がたくさん残っているんです。かつてのお役所も現存しているのがあります。f:id:funstudy-taiwan:20190818093827j:image

その代表例が、旧台中市役所。台湾では大きな自治体の役所のことを市政府というので、現役の市役所はありません。「市役所」と言えば、日本統治時代のものを思い浮かべることになります。

 

後ろの高層ビルには高さで負けますが、戦前の建物としては、かなり豪奢だったことが分かりますね。

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1階に入ってみましょう。エントランスの横にある広いホールのような部屋は、食事も取れるカフェになっています。かなり賑わっています。

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2階に上がると、素晴らしい窓枠。日本統治、時代にいかに豪奢な建物だったか分かりますね。
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2階のホールでは、企画展が開かれていました。日本統治時代の建物を描いた絵画がずらり。当時の華やかな情景が目に浮かびます。
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廊下も素敵です。
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3階に上がり、屋根裏部分を少し見ることができました。しっかりした梁がめぐらされています。今では、こういう建物はなかなか建てられないでしょうね。
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3階に上がる階段は1回に数人しかのぼれません。たしかに、階段のミシミシ音を聞くと、大人数で階段をあがるとヤバいかも、と思いました。
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この台中市役所の向かいにあるのが、台中州廳。日本統治時代、台湾で州制が敷かれていたときのお役所です。

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中に入ると、階段からして壮麗。欧州の宮殿にでもいるような感じです。
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中に分からの眺め。レンガ造りの建物が芝生に映えますね。
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すみずみに凝った装飾が施され、見ていて飽きることがありません。
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この2つの建造物、実は、台鉄台中駅から歩いて行けます。宮原眼科はもう見た、という方は、この付近の建造物群を観て歩いてはいかがでしょうか?

 

さて、ここいらで小休止と行きましょう。今回訪れたカフェは「時光」という一軒家風の古民家カフェです。築60年以上と言われる老房子(古民家のこと)をカフェにリノベした、台中でも有数の「映える」カフェです。f:id:funstudy-taiwan:20190821014250j:image

店内はとてもゆったりしていて、戦後すぐの時代に建てられた老建築の落ち着きを感じながら寛げます。
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いや、映えます、マジで。こんな素敵な空間を目にしたら、ついつい写真を撮りたくなりますね。
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頼んだのは、台湾茶コーラ。不思議な組み合わせでしたが、暑さで疲れた体には程よくしみました。
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時光でまったりしすぎて、外はもう夕暮れ。少し歩いて、これまた日本統治時代建造の柳原教会。すでに教会は閉まっていましたが、ほのかにライトアップされた教会は厳粛な雰囲気に包まれていました。
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そして、街はすっかり夜。ツアーに参加された方がみんな、まだお時間に余裕があるということで、夜市にも行ってみました。

 

訪れた先は、台中最大の逢甲夜市ではなく台中駅に比較的近い中華路夜市です。かなり地味ですが、味わい深い屋台がたくさんあって、捨てがたい魅力があります。f:id:funstudy-taiwan:20190821014710j:image
そして、こちらの屋台であるものを頂きました。
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それは・・・ナマズ!薬膳スープにドカッと入れられたナマズを食べて、ツアーの疲れが少し取れました。
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デザートは、台北ではあまり見かけない「冷凍芋」。
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キンキンに冷えたタロ芋の、ほんのりした甘さが一日の終わりを優しい気持ちにさせてくれます。
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最終的にロングランなツアーになってしまいました。いやあ、台中は、歩けば歩くほど新しい魅力を発見して、また来たくなってしまいますね。

 

もう、「見るところなんてない町」とは言わせません!特に、日本統治時代の遺構がかなり残っており、引き続き探索していきたいです。

 

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