こんにちは、のぶもんです。
今回の目的地は、台湾では珍しい「鉄道の各駅停車の旅」です。しかも、日本人がほとんど降りない駅を訪ねる、という一ぷう変わった企画。
さて、どんな駅、そして駅前風景が広がるでしょうか。
出発点はおなじみ、瑞芳駅。この駅自体は、九份や十分への乗り換え駅として利用した人もいるでしょう。駅前には、こんなB級グルメ街がありますよ。
腹ごしらえをしたら、早速、各駅停車の旅に出発しましょう。
最初に降り立った駅は三貂嶺。ここで東部幹線と平溪線が分岐する乗換駅なのですが、駅前には民家がありません！目の前には川という秘境駅なんです。
それでも駅員さんがいるのはすごい！
駅前を少し歩きます。すると、民家の廃墟が何軒かありました。でも、かなり朽ち果てています。
線路沿いに続く細い道も、暮らしの気配がありません。
ここが、鉄道の分岐点。左側が宜蘭方面、右側の単線が平溪線です。
鉄道の撮影地としてはなかなか良さそうです。自強號・普悠瑪號・太魯閣號が頻繁に通過するので、しばらく待っていると、列車を撮影できますよ。
ここから、平溪線の線路に並行した歩道を10分くらい歩くと、硯仁という小さな集落に着きます。かつては、炭鉱で栄えたこの集落も、今では僅かな人が住むだけの寂しい村になりました。そんな集落の中にかなり趣があるカフェがあります。それが、こちらの"Cafe Hytte"。
廃墟同然の建物の雰囲気を十分活かして、不思議な落ち着きを感じさせるカフェとして蘇りました。
猫ちゃんも気持ち良さそうに眠っています。
そうだと知らなければ、ただの廃墟と思ってしまいそうな、かなりレアなカフェでした。
実はこの集落(そしてこのカフェ)は以前も来たことがあるのですが、今回も、すぐ近くでおばあさんが草餅を売っていました。甘いあんこ味と切り干し大根入りがあって、おいしいですよ。
三貂嶺は分岐駅なので、ここから平溪線に乗って、さらに十分や平溪に行くことも可能です。
今回の旅は、更に続きます。ここから先は僕も初めて降りる街ばかり。どんな出会いがまっているでしょうか。
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