こんにちは、のぶもんです。
台南東區の府東創意森林を後にした僕は、台南駅の付近までバスで戻ってきました。この辺りには、素通りできない歴史スポットが多いんです。中西區だけでない台南の魅力を早速探っていきましょう。
まずは、にやって来ました。ここは、「旧台南廳長官邸」です。1898年から1906年あたりに建設されたと思われるこの洋館は、日本統治時代の台南廳長(のちの県知事にあたる)の官舎として使われていました。

正面から見た官邸。細部にわたり美しいデザインが見られ、威厳も感じられますね。この官邸は、実はしばらくすると手狭になったのでしょう、すぐ近くに新しい知事官邸を建設。
それ以来、政府高官が住んだり、学校が活用したりしていたようですが、住む人がいなくなると荒廃が進みました。そこで2001年に市定古蹟になってから修復が進められ、要人をもてなす迎賓館的な建物として復活しました。現在では週末に限り一般に公開され、当時の様子を偲ぶことができます。

内部の様子も再現されていますね。仕事はこのような洋館で執り行い、日常生活は隣の日本家屋(現在は焼失)で過ごす、という当時の行政高官の生活スタイルが垣間見られます。

こちらは、かつて和風の木造建築が建っていた部分だそうです。現存しないのですが、当時の床面の一部を保存して、昔の様子を想像させてくれます。

裏手には、戦後建てられた団地風の建物が。これは、の教員宿舎の跡だそうで、今は、若きアーティストたちのアートスペースなどとして活用されているそうです。

中に入ってみましょう。真っ青な壁の階段を上がります。

2階では、ワークショップが開かれていました。その脇では、こんな感じでアンティークな品々が展示されていて、台南の歴史の一端を体感できるようになっています。

【施設情報】
「原台南廳長官邸」
住所:台南市東區育樂街197巷2號
開館時間:11:00~18:00(金曜土曜日曜のみ開館)
そして次にやってきたのが、「台南知事官邸」です。こちらは日本統治時代の年に建設された、台南州の知事官邸です。1900年に建てられた、華やかな洋風の建物は、普段は知事官邸として使われていましたが、実は皇族のご宿泊所としてもかなり活用されていたようで、1923年には当時の裕仁皇太子(後の昭和天皇)が行啓の際、宿泊した施設としても知られています。

館内には歴史的な写真資料なども展示されているのですが、皇太子行啓に関する写真も多く、当時の様子がよく分かるようになっています。

ここでは、行啓記念のお土産品なども買うことができます。一般的なお土産が中心ですが、行啓にちなんだ商品も見かけました。


そして、やっぱり格好いい階段。何度も昇り降りしたくなってしまいます。

ここだけ見れば、ヨーロッパの邸宅と勘違いしそうですね。

1階にはなんと、バーがありました。あまり遅くまでは営業していないようですが、こんな素敵な雰囲気の空間でお酒を飲めば、台南旅行の良いアクセントになりそうです。

【施設情報】
「台南知事官邸」
住所:台南市東區衛民街1號
開館時間:11:00~20:00(月曜定休)
さて、知事官邸のすぐ隣には隠れ家的なカフェがありました。それが「北南山咖啡」です。

ここでは手沖コーヒーが100元程度から飲むことができ、気軽にコーヒーブレイクを楽しめます。ほぼすべてオープンテラス席で、冷房などはありませんが、自然の風に吹かれてのんびりコーヒーを飲むのは、とても快適でした。

【店舗情報】
「北南山咖啡」
住所:台南市東區育樂街193號
営業時間:9:00~19:00(土日は~17:00まで)
いかがでしたか。台南駅の東側は、観光客の知名度はまだまだ高くないのですが、歴史的に貴重な建物や隠れた魅力スポットがあり、見逃せないエリアだと思います。台南は行ったことあるよ!という方も2回目のお散歩に、駅東地区にもお越しください。