こんにちは、のぶもんです。
ここ2回は、李登輝元総統の故郷を散歩してきましたが、ここでの食事の話も少し書こうと思います。
(食堂がある遊客中心(ビジターセンター)のバス停)
【公的施設の食堂が抜群のうまさ?!】
三芝の遊客中心の中に小さな食堂があります。まあ、このような施設に地元の業者が入り、ちょっとしたカフェや食堂を営業するというのは、珍しい話ではありませんよね。
でも、往々にして味がイマイチ。。。お客さんも時間つぶしについて立ち寄るだけなので、あまり期待しないと思います。
今回、李登輝元総統の故郷を訪れるとき、すぐ近くには手頃な食堂がないことは分かっていました。そのため、遊客中心の中にある食堂でお昼を済ませることにしたんです。
こちらが入口。台湾では、こういう食堂が「行ってみたら営業していない(特に平日)」ということもありますが、この日は無事営業していました。
店内に入ったら・・・案外混んでいる!12時半くらいなので混んでいてもおかしくはない時間帯なのですが、このあたりは観光地としては、淡水地区の中でも比較的地味なエリア。しかも平日です。
まあ、この手の施設が賑わうのは良いことですから、少し期待してみましょう。
お店のご主人の思われるおじさんが、忙しそうにフロア内を回ります。僕のところに来たのはしばらく経ってから。今日は料理を出すのが少し遅れます、と事前に告げられました。人手が足りないのかな?
ショクジメを見ると、定食で一番安いのは240元のコース。予算オーバーですが、ドリンク付きなので高すぎることはありません。
そして、しばらくしてスープだけ登場。なんと、コース料理のようにサーブされます。
あ、このスープ、なかなかおいしいぞ。
そして、ライスと野菜たち。ライスは紫米で、野菜も優しい味付けでとても食べやすいです。
そしてメインの登場。このチキン、すごくおいしいですよ。肉に程よい締まりがあるし、甘辛のソースが肉によく合います。もう、むしゃぶりつくように食べてしまいました。
デザートとコーヒー。ゼリーは柚子っぽい感じで、甘酸っぱくて口直しには良いですね。
そしてコーヒーは、日本のレストラン風。セットドリンクは、このくらいで丁度よいです。
この店の料理は、おそらく他もかなり期待できると思います。というのも、どうやら三芝の市街地にある「ニ號倉庫」という文化施設的カフェレストランと関係があるようなのです。
ここは、昔の農業倉庫を改造して、おしゃれなカフェレストランにリノベした店で、僕もいつか訪れたいと思っていた店です。
ここは、安全や健康を意識した食材を使った料理を出しているようで、少しお高いもののとても気になっている店です。
三芝は、海岸沿いのおしゃれカフェ以外にはローカルな小吃しかない印象が強かったのですが、これらの店の意欲的な取り組みは、これからも注目していきたいですね。
【店舗情報】
「自然藝境咖啡館」
住所:新北市三芝區埔頭坑164-2號
営業時間:10:30~17:00(水曜定休)