のぶもん台湾さんぽ

台湾のあちこちに出かけたときの旅日記をつらつらと書いています。マイナーな街の紹介が結構多いです。

淡水日記24〜日本人経営のおいしい唐揚げ屋台発見!

こんにちは、のぶもんです。

 

淡水は、台北からMRTで40分以上かかり、日本人はあまり住んでいないと思っていました。ところが実際は、少ないながらも日本人も住んでいて、中にはこの街で飲食店を開いている方もいます。

 

今回はその中で、老街のこだわり唐揚げ屋さんを訪れました。


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土日になると多くの行楽客で賑わう淡水老街。その一角に、可愛らしいニワトリ(チキン?)が描かれた屋台があります。

 

お店の名前は「BOUKARA(炸雞武士)」。唐揚げとドーナツを売っています。


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ここは、日本人のご主人と台湾人の奥様お二人で経営されています。小さなお店ですが、味と品質にはこだわりがあります。

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まずは、看板商品の鶏から揚げ(炸雞)にトライ。

注文を取ってから、一品ずつ丁寧に鶏を揚げます。油にも気を遣っており、徐々に良いにおいが漂ってきます。

 

さらに、使っている出汁は、北海道羅臼産の昆布!これは味が良いはずです(^^)

さっそく、出来上がりを食べてみると・・・おいしい!

 

台湾の炸雞は脂っこいことが多く、衣が厚すぎ!ということもあるのですが、こちらのは柔らかくてとても食べやすいんです。ササミの部分を使っているので、上品な鶏料理をいただいているような気分になれます。

さて、写真の左側にある緑色のドリンクは?

これは、レモンキュウリジュースです。えーっ、何これ?青汁みたいなやつ?と思う方もいるかもしれませんが、これが意外なおいしさでした。

 

キュウリの味はしっかりするのですが、レモンや甘みと程よくマッチしていて、クセがないんです。夏の暑さをしのぐにはちょうど良い飲み物で、ほっと一息つける感じがします。

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BOUKARAさんのもう一つの看板商品が、こちらのドーナツ。最近、日本でも台湾ドーナツがはやっているようですが、こちらのドーナツはそれを超えるおいしさです。

 

実は台湾では、原住民の村で作った、小米(アワ)使用のモチモチドーナツが話題になっています。名前は「霧台神山甜甜圏(ドーナツ)」という名前で、柔らかいのにコシがあり、1個食べるだけで結構お腹が満たされます。

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唐揚げが90元、ドーナツが40元とどちらも台湾にしては少し高めなのですが、このクオリティならむしろ安いくらい。今まで、何人かの友人を連れてきて、食べてきてもらったところ、全員に大変喜んでもらえました。

おいしい店だから、もちろん僕もリピートリストには入るのですが、日本人の方が異国の地できちんとしたクオリティのフードを提供する、というのは容易ではありません。

 

これまでもいろいろなご苦労をされてきたようですが、ご夫妻はいつも明るく、お客さんを迎えてくれるので、こちらとしても自然と足が向かいます。


平日はお休みになることがあるので、コロナが落ち着いたら行ってみようかな、という方はFacebookで「炸雞武士boukara」でページを検索するとお休みの予定が分かりますよ。

僕も、こういう方々にお会いして、お話を伺うことで元気をいただいています。さあ、今週も頑張ろうっと!

【店舗情報】
「炸雞武士boukara」
住所:淡水區中正路65號金色水岸側、第14號攤位
営業時間:12:00~18:00(週末~19:00、平日は月火は休みのことがある)