こんにちは、のぶもんです。
以前、屏東縣竹田の様子をお伝えしましたが、実は同じ日の夕方に、縣の中心・屏東に移動していました。
こちらのお目当ても、日本統治時代の建物を巡ることです。ただ時間が遅く、余裕がなかったので、いくつかの建物だけ訪れました。
(これは一番有名な「将軍之家」。この日はすでに閉館でした)
まずは駅から徒歩10分弱で行ける「族群音樂館」。なんだか、日本でもよく見られる古いお宅のようですね。
「族群音樂館」は戦前、日本軍の官舎として建設されました。戦後は空軍招待所となり、後に台湾の陸軍の高級軍人・孫立人の居宅などとして使われました。
少し天井の低い家屋は、当時の人の身長を反映していたのでしょうか。全体としてこじんまりとした印象を受けます。
館内は、文化性の高い書籍がたくさん陳列されています。座って読めるスペースもあるので、改めてゆっくり読書をしに来たくなりました。
【施設情報】
「族群音樂館」
住所:屏東市中山路61號
開館時間:10:00~18:00(月火休)
「族群音樂館」は、屏風駅北部の勝利新村と呼ばれるエリアの一角にあります。この辺りは、日本統治時代の家屋がまだ残されており、それぞれがリノベしてカフェやレストラン、アート空間などに生まれ変わっています。
たくさんのお店ができているのですが、例えばこちらは「自然緑音樂咖啡館」といい、夜になるとロマンチックな雰囲気が感じられます。(2020年2月24日より休業中)
その隣は、景苑庭園咖啡。こちらもオープンカフェですが、館内は「張其中将軍故居」になっています。
こちらでは、将軍の足跡を学ぶことができます。
【店舗情報】
「景苑庭園咖啡」
住所:屏東市青島街81號
営業時間:10:00~深夜1:00(無休)
これ以外にも、たくさんの家屋がリノベされて現代まで残されています。
このエリアについては、まだまだ知りたいことがたくさんあるので、いずれ再訪したいと思います。
観光資源が少ないと言われがちな屏東市内ですが、このエリアはかなりオススメできます。駅から徒歩15分程度で行けるので、訪れてみてはいかがでしょうか。