のぶもん台湾さんぽ

台湾のあちこちに出かけたときの旅日記をつらつらと書いています。マイナーな街の紹介が結構多いです。

淡水日記14〜おやつに葱油餅はいかがですか?

こんにちは、のぶもんです。

 

さて、淡水暮らしの楽しみは、三度の食事だけではありません(笑)。スナック系のネタもかなり豊富です。

 

今日はそのうちの最有力選手「葱油餅」の屋台をご紹介します。葱油餅とは、薄く拡げた小麦粉の生地に小さく刻んだ葱を練り込み、油で揚げたもの。

 

台湾ならどこの街にも必ず2~3軒はあるのですが、僕が愛用しているのは淡水・英専路に時々出る屋台です。


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屋台の名前は一応「淡大一筒葱油餅」です。まあ、店の名前は皆さんあまり気にしていないと思います。あの阿嬤(おばあちゃん)がやっている屋台、という感じで知られていると思います。場所は分かっているので、地元の中高生やおじさん・おばさんがちょくちょく葱油餅を買いに来ます。

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 元気な阿嬤が切り盛りする屋台。注文が入ると、さっそく焼きに入ります。


1回に最大4枚しか焼けません。が、お客さんはだいたい多すぎず、少なすぎず。原味(プレーン)もサクッと食べられますが、特に美味しいのは加蛋(卵入り)。プレーンは30元、加蛋でも40元で食べられます。

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たった20元で3種類のお茶も売っています。(が、どこにお茶があるか、いつも分からない)

小時候(子供のころ)紅茶ってどんな味なんでしょうね?次回は試してみようかな。

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さあ、無事に焼きあがりました。おばあちゃんは、僕の話し方の癖を聞いて「あんたはどこの国の人だい?」と聞いてきました。

 

「リップンナン(台湾語で日本人のこと)」と答えると、知っている日本語を話してくれました。それは・・・「からし」「しょうゆ」「たまご」・・・それって、全部商売道具やんか!!

 

いやいや、外国語ってこういう風に必要なものほど覚えていく好例ですよね。

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台北市内には、もっと有名な葱油餅屋さんがたくさんありますが、こういうのって、別にわざわざ遠くの有名店には行かなくてもいいんです。地元で「葱油餅ならここ」というそこそこおいしい屋台があればそれで十分。

みなさんにも、たまたま立ち寄った台湾の街で、よいお店との出会いがありますように。

【店舗情報】
「淡大一筒葱油餅」
住所:淡水區英専路69號
営業時間:14:00~21:00(無休だが時々休んでいる)