こんにちは、のぶもんです。
さて、淡水暮らしの楽しみは、三度の食事だけではありません(笑)。スナック系のネタもかなり豊富です。
今日はそのうちの最有力選手「葱油餅」の屋台をご紹介します。葱油餅とは、薄く拡げた小麦粉の生地に小さく刻んだ葱を練り込み、油で揚げたもの。
台湾ならどこの街にも必ず2~3軒はあるのですが、僕が愛用しているのは淡水・英専路に時々出る屋台です。
屋台の名前は一応「淡大一筒葱油餅」です。まあ、店の名前は皆さんあまり気にしていないと思います。あの阿嬤(おばあちゃん)がやっている屋台、という感じで知られていると思います。場所は分かっているので、地元の中高生やおじさん・おばさんがちょくちょく葱油餅を買いに来ます。
元気な阿嬤が切り盛りする屋台。注文が入ると、さっそく焼きに入ります。
1回に最大4枚しか焼けません。が、お客さんはだいたい多すぎず、少なすぎず。原味(プレーン)もサクッと食べられますが、特に美味しいのは加蛋(卵入り)。プレーンは30元、加蛋でも40元で食べられます。
たった20元で3種類のお茶も売っています。(が、どこにお茶があるか、いつも分からない)
小時候(子供のころ)紅茶ってどんな味なんでしょうね?次回は試してみようかな。
さあ、無事に焼きあがりました。おばあちゃんは、僕の話し方の癖を聞いて「あんたはどこの国の人だい?」と聞いてきました。
「リップンナン(台湾語で日本人のこと)」と答えると、知っている日本語を話してくれました。それは・・・「からし」「しょうゆ」「たまご」・・・それって、全部商売道具やんか!!
いやいや、外国語ってこういう風に必要なものほど覚えていく好例ですよね。
台北市内には、もっと有名な葱油餅屋さんがたくさんありますが、こういうのって、別にわざわざ遠くの有名店には行かなくてもいいんです。地元で「葱油餅ならここ」というそこそこおいしい屋台があればそれで十分。
みなさんにも、たまたま立ち寄った台湾の街で、よいお店との出会いがありますように。
【店舗情報】
「淡大一筒葱油餅」
住所:淡水區英専路69號
営業時間:14:00~21:00(無休だが時々休んでいる)