こんにちは、大雄(だーしょん)です。
台北に住んでいると、かなり気軽に郊外の町にお出かけできます。今回の目的地は羅東。そう、台湾東部で最も人気の夜市がある町です。
でも、昼間の羅東って行ったことがある人も少ないのでは?他に何か魅力ないんかい!ということで探してみました。その筆頭格になるのが「羅東林業文化園区」です。
この文化園区は、台鉄羅東駅(及び羅東バスターミナル)から徒歩5分くらいで行ける、かなり手頃なスポットです。この日もたくさんの家族連れが訪れていました。
ここは、1924年に建てられた森林鉄道の竹林駅跡地を整備して、宜蘭でかつて栄えた林業の足跡を偲ぶ公園です。園内に小さな湖(大きな池?)もあって、自然に触れるレクリエーションセンターとなっています。↓は園内の地図です。なんか、可愛い(^^)
園区の中には、日本家屋を改修してつくった商店や資料館などがたくさんあり、日本人には何とも懐かしい限りです。
こちらの家屋は、資料館「森活館」になっており、当時の品物や写真の展示が行われています。
内側はきれいに修復されていますね。
こんな風に、かつての林業の様子が分かるような写真も展示されていました。
お次は、「森動館」。
こんな可愛い絵が、壁に描かれていましたよ。
こちらは、子供が遊べるスペースがあり、落書きコーナーもあります。
こちらは、園区一番の見もの、旧竹林駅舎です。非常にきれいな形で保存されています。まるで、今でも現役のように見えます。
森林鉄道全盛期よりも賑わっているかも?!いやあ、ここに来たら誰だって記念撮影をしたくなりますよね。
駅舎の脇には「森産館」という施設が。こちらは、林業に関する様々な展示が見られます。
宜蘭の木材で作った台湾の地図。台湾も、日本に負けず劣らず、森林の国ですよね。
駅舎の湖側では、蒸気機関車が保存されていました。少し小さめですが、この機関車が、大量の木材を搬出していたんですね。
こちらは客車。ナロー鉄道の趣ですが、まだまだ走れそうな様子です。今では、子どもたちがお客さんです(^o^)
客車内の様子。旧型客車マニアにはたまらない空間です。
ついつい自撮りしてしまいました(笑)。
もともと貯木場だった湖。夕方になると、なかなかロマンティックな雰囲気を醸し出してくれます。
この他にも、日本家屋を活用した商店などがあります。なかなか上品な土産物屋さん。
こちらは、百年舊書攤(Foresty Book House)という本の小屋になっています。
中に入ると、ツリーハウスの中にミニ図書館がある、という作りになっていて、ゆったり読書ができそうです。
もうすぐ日の入り。水の周りを散策するだけでも、よいリフレッシュになります。
これで、入場料は無料!いや、森林局さん。いくら公の施設だと言っても、これだけ楽しめるなら大人1人50元くらい取ってもいいですよ!子どもたちが、遊んだり学んだりできる、遊びと学びの融合施設。
羅東夜市に行く前に、しばし楽しむにはなかなかよい施設だと思います。
もちろん、台北からは、台鉄または高速バスで1本!午後に羅東に入り、最後に夜市を楽しんで、夜9時代のバスで台北に帰る、というのがオススメのスケジュールです(^^)/